Poco F7に待望のカメラ&パフォーマンス改善アップデートが配信開始

Pocoは2025年6月に「Poco F7」を正式発表しましたが、上位モデルであるF7 ProやF7 Ultraの登場から遅れてのリリースとなりました。そして今月、ついにPoco F7の“標準モデル”向けに最新ソフトウェアアップデートがインド市場で配信開始となり、ユーザー待望のカメラ性能やパフォーマンスに関する改善が盛り込まれています。

肌の質感から風景描写までカメラ性能が大幅進化

今回のアップデートでは、特にカメラ機能に関する改善が多く含まれており、公式の変更点として以下のような内容がアナウンスされています。

  • ポートレート撮影時の肌色表現と顔のディテールがより自然に
  • 明暗差が激しいシーンでも、顔部分のコントラストや明るさが適切に調整
  • 照明環境に関わらずディテール保持力が向上し、よりシャープな画像を実現
  • HDR処理の精度が向上し、ハイライト部分の飛びを抑えつつ自然な明るさに
  • 緑豊かな風景や自然の色味が、よりリアルで正確に再現されるよう改善

これにより、これまでユーザーから指摘されていた「ポートレート撮影時の肌が不自然に白飛びする」「屋外でのHDR処理が強すぎる」といった不満点が大きく改善されると見られています。

パフォーマンス面も強化、ただしセキュリティパッチは古め

カメラ以外にも、今回のアップデートでは端末の発熱管理(サーマルマネジメント)が見直され、長時間の高負荷時でも安定したパフォーマンスを維持しやすくなっています。

一方で、セキュリティパッチは2025年6月版が適用されており、リリース時点で2か月遅れという点は改善の余地がありそうです。セキュリティ更新についてはPoco側の迅速な対応が望まれるところです。

今月末にもさらなるアップデートを予定

Pocoは、今回のアップデート(バージョンOS2.0.102.0)に続いて、今月末にもF7向けのさらなる改良アップデートを配信する予定であることを予告しています。次回アップデートでは、より広範囲なシステム最適化が行われる見通しで、ユーザー体験のさらなる向上が期待されます。

なお、今回の修正はPoco F7ユーザーやコミュニティから寄せられたフィードバックを元に開発されたものであると公式に説明されています。Pocoがユーザーの声に真摯に耳を傾け、製品改善を続けている姿勢が伺えるアップデートと言えるでしょう。

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