
Weibo上にて、ソニーの「Xperia XZ」シリーズがアップグレード版として復活するかもしれないという興味深い画像が投稿され、話題を集めています。投稿したのは中国のユーザーで、今回の画像は非公式なものとされていますが、その完成度の高さからファンの間で注目度が一気に高まっています。
金属とガラスが織り成す“XZデザイン”の進化形
公開された2枚の画像は、ソニーがかつて展開していたXperia XZシリーズを彷彿とさせるものです。特徴的なのは、背面上部のガラスパネルと、それを支える金属素材の大胆な組み合わせ。無機質でありながら、まるで現代建築のような洗練されたラインが際立ち、シンプルながらも力強い存在感を放っています。

金属部分は剛性を感じさせるシャープなエッジ処理が施されており、一方でガラス部分は透明感のある光沢を持たせることで、視覚的な軽やかさも演出。手に取った瞬間、その冷たくも滑らかな質感が指先に伝わる“質感体験”は、まさにソニーならではのこだわりと言えるでしょう。
ディテールへのこだわりが生む“工芸品”のようなスマートフォン
注目すべきは、ガラスと金属の継ぎ目部分における仕上げの美しさです。画像ではその合わせ目が極めて精密に処理されていることが確認でき、ソニーがこれまで大切にしてきた「クラフトマンシップ」を強く感じさせるデザインとなっています。

また、カメラ部分も従来のXZシリーズから進化しており、デュアルレンズ構成に加え、フラッシュの配置やレンズ周囲のリングデザインなど、細部にわたる工夫が凝らされています。
ファンの期待は高まるばかり
現時点では今回の「Xperia XZアップグレード版」に関する公式な発表や詳細なスペック情報はありません。あくまでコンセプト的な非公式画像である可能性が高いものの、その完成度と“ソニーらしさ”が詰まったデザインに、ファンからは「このまま製品化してほしい」という声も多く上がっています。
スマートフォン市場において、ガラスと金属をここまで高次元で融合させたデザインは数少なく、もしもソニーがこのデザインコンセプトを採用することになれば、再び「質感」で勝負するXperiaとして大きな話題を呼ぶことは間違いなさそうです。