〜5月13日、「The Android Show: I/O Edition」が配信決定〜
Google、開発者向けカンファレンス前に異例の先出し発表
Googleは毎年恒例の開発者会議「Google I/O」において、Androidをはじめとする自社サービスや製品の大型アップデートを発表しています。しかし、2025年は少し様子が違うようです。今年はI/O本番の1週間前に、Androidの新機能に特化した特別番組「The Android Show: I/O Edition」を配信することが明らかになりました。
Androidに特化した特別番組を5月13日に配信
Googleが予告したこの特別番組は、インド時間で5月13日22時30分（日本時間では14日深夜）から配信されます。進行役を務めるのは、Androidエコシステム部門のプレジデントであるサミール・サマット氏。すでにGoogleが公開した予告映像では、「Android OSに関する新たなアップデートを深掘りする内容になる」と説明されています。
番組はAndroidの公式ウェブサイトおよびYouTubeチャンネルで全世界に向けて配信され、誰でも視聴可能です。
開発者向け番組だった「The Android Show」が一般向けに
「The Android Show」自体は今回が初めての企画ではありません。これまでもYouTubeを中心に配信されてきましたが、主にアプリ開発者向けの技術的な内容が中心でした。ところが今回は、一般ユーザーも楽しめる内容になることが期待されています。
この背景には、Googleが今後のAndroidの方向性をより広く発信しようとする意図があると見られています。
Google I/O 2025ではAndroid 16に関する別セッションも予定
もちろん、5月20日・21日に開催される本番のGoogle I/O 2025でも、Android関連の発表は引き続き行われる予定です。I/O公式サイトではすでに、Android 16の新機能にフォーカスした専用セッションの存在が明かされています。
また、それ以外にも開発ツールやアクセシビリティ、Google Playに関するセッションなど、開発者向けの詳細な技術解説も多数予定されています。
Android 16に向けた期待高まる
Pixelスマートフォンに「ダブルタップで画面オフ」機能が追加される兆しなど、Android 16にはすでに注目が集まっています。Googleがこうした新機能を事前の特別番組でどこまで明かすのか、そして本番のI/Oではどんな進化が披露されるのか、多くのユーザーや開発者にとって目が離せないタイミングとなりそうです。
