サムスン、Galaxy S25 FEを前倒しで発売へ――2025年後半には三つ折りスマホやXRヘッドセットも登場予定

サムスンは2025年第2四半期の決算発表にあわせて、同社のモバイル部門における今後の製品計画を明らかにしました。その中でも注目されるのは、「Galaxy S25 FE」の発売時期が昨年よりも早まるという発表です。また、同社は今年後半から2025年にかけて、数々の新製品を投入する意向も示しました。


Galaxy S25 FEは8月にも登場か

サムスンは、Galaxy S25 FE(ファンエディション)の発売を例年よりも早めることを正式に認めました。これまでのGalaxy S24 FEは2024年9月下旬に発表され、10月に発売されましたが、新モデルは8月から9月上旬の発表が有力視されています。

同社のモバイル事業を統括するDaniel Araujo副社長は、決算発表の場で次のようにコメントしています。

「Galaxy S25シリーズでは、季節キャンペーンの活用や、S25 FEの早期投入によって販売の勢いを維持していく」

この発言からは、S25 FEの前倒し発売が、年末にかけて続々と予定されている他製品の投入に向けた“スペース確保”の一環である可能性も読み取れます。


2025年後半に控える注目の新製品群

サムスンはまた、2025年下半期に複数の注目製品を投入する計画を明らかにしています。

まず話題となっているのが、同社初となる**「トライフォールド(三つ折り)」スマートフォン**。これは従来の折りたたみスマホとは異なり、3つのディスプレイ部を持つ構造とされ、タブレットとスマートフォンの境界をさらに曖昧にする製品になると期待されています。

さらに、長らく開発が噂されていた**XR(拡張現実)ヘッドセット「Project Moohan」**も、年内に正式発表される見込みです。AppleのVision Proなどが話題を集める中で、サムスンがどのような差別化を図ってくるか注目が集まります。

このほか、エントリーモデルであるGalaxy Aシリーズの新機種群も登場予定で、中でも最近リークされたGalaxy A17が含まれると見られています。

また、ハイエンドAndroidタブレットの次期モデルとなるGalaxy Tab S11シリーズも、2025年中に登場することがAndroid Authority向けに確認されています。


2025年は、サムスンにとって過去数年でもっとも製品リリースが集中する年になりそうです。Galaxy S25 FEの早期発売はその皮切りとなり、年後半には三つ折りスマホやXRデバイス、タブレット、新たなエントリーモデルなど、さまざまなカテゴリーでの新製品投入が控えています。ユーザーにとっては選択肢が増える一方で、各製品がどれだけのインパクトを残せるかが、サムスンの今後の成長を左右する重要なポイントとなりそうです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
GalaxyGalaxy S25シリーズ
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク