
Xiaomiが2025年末に投入予定とされる次期フラッグシップ「Xiaomi 16」に、業界でも注目される大容量バッテリーが搭載される可能性が浮上してきました。複数のリーク情報によると、新型モデルには最大7000mAhの高密度バッテリーが採用されると見られており、モバイル市場に新たなスタンダードを打ち立てる一手となるかもしれません。
高性能チップとの組み合わせで、バッテリー持ちに期待大
搭載されるプロセッサーは、Qualcommの最新ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite 2」または、MediaTekのフラッグシップ「Dimensity 9500」のいずれかになると予想されています。いずれも高い処理性能と電力効率を両立する設計であり、7000mAhのバッテリーとの組み合わせにより、長時間駆動が期待されます。

特にSnapdragon 8 Elite 2は、Samsungの次期「Galaxy S25 Ultra」にも採用が見込まれており、省電力性能の高さが注目されています。Xiaomiがこれを採用すれば、ただ容量が大きいだけでなく、「減らないバッテリー」としての実力にも期待が持てそうです。
小型志向から一転、Xiaomi 16は大型化の可能性
前モデル「Xiaomi 15」は、6.36インチのディスプレイを備えた“コンパクトなフラッグシップ”として支持を集めました。しかし、Xiaomi 16ではディスプレイサイズの拡大と7000mAhバッテリーの搭載により、本体サイズや重量の増加が見込まれています。
最近では、OnePlusが小型モデル「13T」に6200mAhのバッテリーを搭載予定と報じられるなど、“コンパクト × 大容量”の流れも見え隠れしていますが、Xiaomiはこれとは異なる方向性を示しているようです。
上位モデルとの差別化にも注目
Xiaomi 16 Proには、すでに6100mAhのバッテリーが採用されているとされており、無印モデルのほうがあえてバッテリー容量で勝る設計になっている可能性もあります。実際に搭載される容量が若干調整されたとしても、Xiaomi 16の電池持ちが大きく向上することは間違いないでしょう。
とはいえ、これらの情報はあくまでも現時点でのリークであり、正式発表までは慎重な姿勢が求められます。しかし、事実であれば、Xiaomi 16はバッテリー性能の面で業界の新たな基準となる存在になるかもしれません。今後の続報が待たれます。