
Xperia 1 VIIに「ウォークマンのDNA」? 4.4mmバランス接続対応の可能性も浮上
ソニーの次期フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」には、音楽ファンにとって見逃せない“ウォークマン由来”の要素が盛り込まれるとの噂が広がっています。そんな中、中国のSNS「Weibo」で興味深い投稿が話題になっています。
ウォークマンをそのままスマホに?SNSで話題の声

投稿者によると、「ソニーのスマホはウォークマンを等倍で拡大したような設計でいい。もともと4.4mmバランス接続端子を搭載する予定もあったし、それが実現すれば“重量級”の一台になる」とのこと。
この4.4mmバランス接続は、ハイレゾ音源を高音質で楽しみたいユーザーにとっては憧れの仕様。音の分離感やクリアさが大きく向上するため、オーディオマニアからの支持も厚い端子規格です。
実際に4.4mm端子は搭載されるのか?
ただし、先日リークされたXperia 1 VIIの高解像度レンダリング画像を見る限り、本体上部には通常の3.5mmイヤホンジャックがひとつあるのみで、4.4mm端子のような大型のジャックが搭載されるスペースは確認できません。
このことから、4.4mmジャックの物理的な搭載は現実的ではないと見られています。
アダプター経由での対応の可能性も
一方で、Xperia 1 VIIが内部的にバランス接続に対応しており、専用のアダプターやドングルなどを通じて3.5mmジャックから4.4mm端子へ変換できる仕様になる可能性も十分に考えられます。これであれば、コンパクトなスマホの筐体を保ちつつ、ウォークマンの高音質技術を引き継ぐことが可能になります。
ソニーが目指す音質志向のスマートフォン像とは
別の著名リーカーも、「Xperia 1 VIIにはウォークマンの技術や機能が一部移植されることは確実」と発言しており、ソニーがオーディオ面で新たなアプローチを試みていることはほぼ間違いありません。
Xperiaシリーズはこれまでにもオーディオ性能に定評がありましたが、今回はさらに一歩踏み込んだ「音楽再生特化型スマホ」へと進化する可能性が出てきました。
Xperia 1 VIIの“音の進化”に注目
Xperia 1 VIIがどのような形でウォークマンの遺伝子を受け継ぐのか、詳細はまだ明らかになっていません。しかし、4.4mmバランス接続というキーワードが浮上したことで、オーディオファンからの期待はますます高まっています。
発表が近づくにつれ、新たな情報が次々と明らかになっていくであろうXperia 1 VII。ソニーがどこまで“本気の音”をスマホで実現してくるのか、今後の動向に注目です。