POCO F7 Ultraが超強力な携帯ゲーム機に変身!中国のモッダーが改造に成功

先日日本でもリリースされたSnapdragon 8 Elite搭載のフラッグシップキラー「POCO F7 Ultra」。
中国のあるモッダーが、同モデル(中国ではRedmi K80 Pro)を改造し、まるで専用設計のような高性能ハンドヘルドコンソールへと変貌させました。

POCO F7 Ultraをベースにした携帯ゲーム機とは?

この話題を最初に取り上げたのは、中国のRedmiブランドのゼネラルマネージャーである王騰氏です。彼が注目したのは、中国のあるユーザーが独自に改造した「POCO F7 Ultra」を使ったハンドヘルドゲーム機でした。このモッダーは、スマートフォンの内部を分解し、3Dプリンターを駆使して完全オリジナルのケースを制作。結果として、まるでメーカー純正のようなスタイリッシュでユニークなゲーム機が誕生しました。

冷却性能を強化した高度なカスタマイズ

スマートフォンをゲーム機として使用する際の最大の課題の一つは「発熱」です。しかし、このモッダーは冷却性能を強化するために、大胆な改造を施しました。

  • 冷却ファン6基を搭載
  • 半導体冷却システムを導入
  • 18,650mAhの超大容量バッテリーを追加

これにより、長時間のプレイでも快適な温度を維持でき、ゲーム中のパフォーマンス低下を最小限に抑えることが可能になりました。

操作性を向上させるための工夫

さらに、このモッダーは操作性の向上にも細かくこだわりました。

  • 充電ポートを背面に移動し、ゲーム中のケーブル干渉を防止
  • 電源ボタンと音量ボタンを前面に配置し、より直感的な操作を実現

加えて、オリジナルの6.67インチ2Kディスプレイをそのまま活かし、ゲームプレイ時の映像美も損なわない仕様となっています。さらに、音響面では4基のスピーカーを追加し、没入感を高めるサウンド環境を構築しました。

Snapdragon 8 Elite搭載で圧倒的な処理性能

肝心のパフォーマンス面ですが、POCO F7 Ultraは最新の「Snapdragon 8 Elite」を搭載。これにより、Android向けのあらゆるゲームを快適にプレイ可能。さらに、GeForce NowやXbox Cloud Gamingといったクラウドゲームサービスにも対応し、スマートフォンと携帯ゲーム機の両方の利点を兼ね備えた端末に仕上がっています。

今後、メーカー公式のゲーム機化も期待?

この改造機は、あくまで個人によるDIYプロジェクトであり、市販される予定はありません。しかし、Redmiの王騰氏が関心を示したことから、Xiaomiが今後、ゲーミング特化のスマートフォンや公式のハンドヘルドゲーム機を開発する可能性も考えられます。

今回のモッダーの試みは、携帯ゲーム機の未来を示唆する興味深いプロジェクトと言えるでしょう。スマートフォンの高性能化とクラウドゲーミングの進化が進む中、今後もこうしたユニークな試みが登場するかもしれません。

ソース

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Xiaomi
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