
OPPOは、4月10日に中国で「Pad 4 Pro」の発表を控えていますが、それとは別に新たなエントリークラスのタブレット「OPPO Pad SE」の開発も進めているようです。今回、シンガポールのIMDA認証を取得したことで、その名称が確認されました。さらに、輸出入データベースやGeekbenchのベンチマーク情報から、いくつかの主要スペックが明らかになっています。
Wi-Fi版とLTE版の2モデルを展開
IMDA認証リストによると、OPPO Pad SEにはWi-Fi専用モデル(OPD2419)とLTE対応モデル(OPD2420)の2種類が存在します。また、輸出入データベースにも両モデルの情報が登録されており、10.95インチのディスプレイ、4GB RAM、128GBストレージを搭載することが確認されています。

Helio G99搭載でエントリークラスながら安定した性能
Geekbenchのデータによれば、LTEモデルは「k6789v1_64」というマザーボードを採用し、Helio G99またはG99 Ultimateチップセットを搭載すると推測されています。CPU構成は2.2GHz駆動の2コアと2.0GHz駆動の6コアで、GPUにはMali-G57 MC2を搭載。

Geekbenchのスコアは、シングルコア548点、マルチコア1,772点と測定されており、エントリークラスのタブレットとしては標準的なパフォーマンスとなりそうです。また、OSには最新のAndroid 15が採用されることも確認されています。
「SE」ブランドのタブレットは初登場—今後の詳細に注目
OPPOがタブレットシリーズで「SE」ブランドを導入するのは今回が初めてです。今のところ詳細な仕様は明らかになっていませんが、Wi-Fi版とLTE版の2つを展開することで、幅広いユーザー層をターゲットにしていると考えられます。今後のさらなる情報に注目が集まります。