Samsungが来年発表予定のフラッグシップモデル「Galaxy S26 Ultra」の試作機について、新たな情報が浮上しました。最新の噂によると、同モデルではリアカメラが従来の4基から3基に減少する可能性がある一方で、5,500mAhを超える大容量バッテリーや、Bluetooth機能を復活させたS Penが搭載されるとのことです。
3眼カメラへの変更と可変絞り技術の復活
Galaxy S25 Ultraでは4眼カメラが採用されていましたが、S26 Ultraの試作機では3眼カメラへと変更されているようです。ただし、どのカメラが省略されたのかはまだ確定情報ではありません。しかし、Samsungは過去にGalaxy S9シリーズで採用していた可変絞り技術を復活させる可能性が指摘されています。これにより、1つのカメラでより柔軟な撮影が可能となり、結果的にカメラの数を減らせるという狙いがあるのかもしれません。
S PenにBluetooth機能が復活
Galaxy S25 UltraではS PenのBluetooth機能が削除され、多くのユーザーから不満の声が上がっていました。しかし、Galaxy S26 Ultraの試作機では、この機能が復活する見込みです。実際に、Samsungに対してBluetooth機能の復活を求める署名運動が行われ、当初600件程度だった署名数が現在では8,706件にまで増加しています。ユーザーからの強い要望を受け、Samsungが再びBluetooth対応S Penを採用する可能性は十分に考えられます。
5,500mAh超えのスタックドバッテリーを採用か
バッテリー面では、Samsungが長らく開発を進めていたスタックド（積層型）バッテリー技術がついに採用される可能性があります。これにより、Galaxy S26 Ultraのバッテリー容量は5,500mAhを超えるとされており、さらなる大容量化も検討されているようです。さらに、Samsungはシリコンカーボンバッテリーの開発も進めており、もしこの技術が実用化されれば、Galaxy S26 Ultraに7,000mAh級の超大容量バッテリーが搭載される可能性もあります。
現在、中国メーカーはすでにシリコンカーボン技術を活用しており、Samsungもこの流れに追随するのかが注目されています。なお、過去にもGalaxy S24 Ultraにスタックドバッテリーを搭載するとの噂がありましたが、最終的には見送られた経緯があります。そのため、今回の情報も慎重に見極める必要があるでしょう。
進化したS26 Ultraに期待
Galaxy S26 Ultraは、カメラ構成の変更、大容量バッテリーの採用、そしてS Penの機能強化と、これまでのUltraシリーズから大きく進化する可能性を秘めています。ただし、現時点では試作機の段階であり、最終仕様がどうなるかは不明です。今後の正式発表に向けて、さらなる情報が待たれます。
