
Pocoは、来週の3月27日にPoco F7シリーズを発表する予定ですが、その中でも最上級モデルの「Poco F7 Ultra」について、いち早くベンチマークテストを行いました。このモデルは、Pocoのフラッグシップ機として、これまでのFシリーズとは一線を画す性能を誇っています。
進化したPoco F7 Ultra
これまでのPoco Fシリーズは、昨年のフラッグシップチップセットや、少し下のクラスのプロセッサを搭載してきました。例えば、F5 ProはSnapdragon 8+ Gen 1、F6 ProはSnapdragon 8 Gen 2を搭載していました。しかし、Poco F7 Ultraでは、最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載し、性能面でも大きな進化を遂げています。
今回のモデルは、「Ultra」の名にふさわしく、トップクラスのパフォーマンスを提供します。Poco F7 UltraとF7 Proの最大の違いは、搭載するチップセットとRAMの容量。F7 Ultraは、最大16GBのRAMと512GBのストレージを選択できる一方、F7 Proは最大12GBのRAMと512GBのストレージとなっており、より大きなメモリ容量が性能を一層引き出しています。
ベンチマークの結果
Poco F7 Ultraのベンチマーク結果は非常に良好で、特にSnapdragon 8 Eliteを搭載するスマートフォンとしては高いスコアを記録しています。GeekBench 6やAnTuTu、3DMarkのテスト結果では、同じチップセットを搭載した他の端末よりも優れたパフォーマンスを見せました。

- GeekBench 6では、F7 Ultraは8,887ポイントを記録。これは、同じSnapdragon 8 Eliteを搭載するiQOO 13(9,522ポイント)には及ばないものの、OnePlus 13RやXiaomi 14Tなど、他の競合モデルより優れた結果です。
- AnTuTu 10では、Poco F7 Ultraは2,580,520点をマーク。これも他のSnapdragon 8 Elite搭載端末と比較して良好なスコアです。

さらに、3DMarkのテストでも、Poco F7 Ultraは6073のスコアを記録し、長時間の負荷テストでも安定した性能を発揮しました。CPUのパフォーマンスは、わずかに平均以下ですが、3Dグラフィックのパフォーマンスは非常に優れており、全体的に高い評価を受けています。

日本市場でも注目
Poco F7 Ultraは、既に日本での発売が予告されています。シャオミは、このモデルが日本市場でも人気を博すことを目指しており、競争力のある価格と強力なパフォーマンスで、多くのユーザーに支持されることが期待されています。
最後に
Poco F7 Ultraは、最新のSnapdragon 8 Eliteチップセットを搭載し、非常に高いパフォーマンスを提供するモデルです。日本市場でも注目されているこの機種は、Pocoのフラッグシップとして、さらに多くのユーザーに選ばれることでしょう。来週の正式発表が待ち遠しいですね。