Pixelスマートフォンの3月アップデート後、充電上限機能に不具合が発生

GoogleのPixelシリーズにおいて、3月のアップデート適用後、「充電の上限を80%に設定しても機能しない」という報告が相次いでいます。海外のフォーラムだけでなく、日本国内でも同様の不具合が確認されています。

80%の充電制限が機能せず、バッテリー管理に影響

Pixelシリーズには、バッテリーの劣化を抑えるために充電を80%で自動停止する設定が用意されています。しかし、今回のアップデート後、この機能が正常に動作せず、100%まで充電されてしまうケースが報告されています。

海外の技術系フォーラムでは、「設定では80%制限が有効になっているのに、朝起きたら100%まで充電されていた」といった声や、「機能をオン・オフしても改善されない」との指摘が多数見られます。あるユーザーは、「Googleに問い合わせたところ、同様の不具合報告が多数寄せられているとのことだった」と述べています。

国内でも同様の報告が増加

日本国内でもX(旧Twitter)上で、同じ不具合に関する投稿が相次いでいます。

Xユーザーの一人は「80%で充電が停止しないため、バイパス充電も使えない」と指摘しています。さらに、「バッテリー劣化を抑える画期的な機能だったのに、たった3カ月で使えなくなるのは問題だ」と不満を述べています。

また、「Pixel 6aの充電を80%で止める設定にしていたのに100%まで充電された」という投稿や、「Pixelの充電上限機能が動作していないため、しばらくシステムアップデートを控えた方がいい」と警告する声も見られます。

一時的な解決策はあるのか?

一部のユーザーは、「一度100%まで充電し、そのまま数時間放置した後に再設定すると改善した」と報告しています。しかし、これが恒久的な解決策かどうかは不明です。

Pixelシリーズは過去にもアップデート後の不具合が話題になることがあり、今回の件もGoogleが早急に対応することが望まれます。Googleからの正式な声明はまだ出ていませんが、同様の問題が発生している場合は、最新の情報を注視しながら慎重に対応するのが良いと考えられます。

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Pixel不具合・バグ
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