Samsung「Galaxy S25 FE」の主要スペックが判明 ─ S24 FEからの進化点は?

サムスンが今秋の発表に向けて準備を進めていると見られる新型スマートフォン「Galaxy S25 FE(Fan Edition)」について、信頼性の高い情報筋から主なスペックが一挙に明らかになりました。

これまで断片的に噂されていた同モデルですが、今回の情報ではプロセッサからカメラ構成、バッテリー容量に至るまで、ほぼすべての仕様が判明しています。


上位モデルに近づく性能とディスプレイ

Galaxy S25 FEは、サムスン独自開発の最新SoC「Exynos 2400」を搭載。これは、前モデルS24 FEに使われていた「Exynos 2400e」からの軽度なアップグレードとなります。メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GBの2パターンが用意されており、ミッドハイレンジモデルとしては十分な構成です。

ディスプレイには6.7インチの有機EL(AMOLED)パネルを採用。解像度は1080×2340ピクセルで、リフレッシュレートは120Hzに対応。表面にはCorning Gorilla Glass Victusが施されており、日常的な衝撃やキズへの耐性も確保されています。


カメラは三眼構成、インカメラも強化

背面カメラは以下の3眼構成です:

  • メイン:5000万画素(f/1.8、OIS対応)
  • 超広角:1200万画素(f/2.2)
  • 望遠:800万画素(f/2.4、3倍光学ズーム、OIS対応)

さらに前面のセルフィーカメラも1200万画素(f/2.2)に強化されており、前モデルのS24 FEから解像度が向上しています。


バッテリーはやや小型化、充電速度は向上

バッテリー容量は4,500mAhと、S24 FEの4,700mAhからわずかに減少しました。ただし、充電性能は強化されており、有線では最大45W、ワイヤレスでは15Wの急速充電に対応しています。


防水性能とOS情報

本体サイズは161.3 × 76.6 × 7.4mm、重量は190g。IP68等級の防塵・防水性能を備えており、日常使用における安心感も担保されています。

OSは最新のAndroid 16に、サムスンの独自UI「One UI 8」を組み合わせた状態で出荷される見込みです。


Galaxy S24 FEとの違い

S25 FEは、前モデルと比較して以下のような改良が見られます:

  • チップセットの性能が向上(Exynos 2400 → Exynos 2400)
  • セルフィーカメラの解像度がアップ
  • 有線充電速度が高速化(最大25W → 最大45W)
  • バッテリー容量はやや減少(4,700mAh → 4,500mAh)

とはいえ、バッテリー容量の縮小についてはやや疑問も残ります。前モデルでもバッテリーの持ちは特筆すべきものではなかったため、今回の変更がユーザーにどう受け止められるかは注目です。


発表は前倒しの可能性も

S25 FEは、昨年9月末に発表されたS24 FEよりも早いタイミングで正式発表されるとサムスンは予告しています。となると、発表時期は8月〜9月上旬ごろになる可能性がありそうです。

Galaxy Sシリーズの「Fan Edition」は、価格と性能のバランスを重視したモデルとして人気を集めています。今回のS25 FEも例にもれず、フラッグシップモデルに近いスペックを抑えた価格で提供されることが期待されます。今後の正式発表と価格情報にも注目です。

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