Motorolaのデバイス連携アプリ「Smart Connect」が、これまでのMotorolaおよびLenovo製品の枠を超え、すべてのAndroidデバイスで利用可能になります。さらに、新機能の追加により、デバイス間の連携がより便利になります。
AI検索機能を搭載—デバイス間のファイル検索が可能に
新たに追加されるのは、AIを活用した検索機能です。これにより、すべての接続デバイスからファイルや写真を横断的に検索できるようになります。例えば、どのデバイスでダウンロードしたか忘れてしまったファイルも、Smart Connectを使えばすぐに見つけることができます。
また、自然言語による検索やコマンド操作も導入され、アプリの設定を探す手間なく、音声やテキスト入力でスムーズに操作できるようになります。
スマホのホットスポット起動やアプリの連携も強化
Smart Connectはすでに、パソコンからスマートフォンのホットスポットを起動したり、スマホのアプリをPCやタブレット、TVで実行したりする機能を備えています。さらに、アプリをスワイプ操作で別のデバイスに移動させることも可能です。これらの機能が、自然言語での音声コマンドでも操作できるようになり、より直感的な使い方が実現します。
Motorola・Lenovo以外のAndroid端末にも対応へ
今回の最大のニュースは、Smart ConnectがMotorolaおよびLenovo製品以外のAndroidデバイスでも利用可能になることです。
ただし、アプリミラーリングやAI検索機能は引き続きMotorola・Lenovoデバイス専用となります。一方で、デバイス間のファイル検索や一部の連携機能は、他のAndroid端末でも利用できるようになります。詳細な対応機能については、今後のアップデートで発表される予定です。
IoTデバイスとの連携も強化
さらに、Moto TagやMotorolaブランドのスマートウォッチといったIoTデバイスとの連携も新たにサポートされます。これにより、スマートデバイス間の統合がさらに進み、よりシームレスな操作が可能になります。
Google Playストアで提供中
Smart ConnectはGoogle Playストアからダウンロード可能です。MotorolaやLenovo製品を持っていないユーザーも、このアプリの新機能を活用できるようになるため、今後のアップデートに注目が集まります。
