
ソニーの「Xperia Fold」とされる折りたたみスマートフォンの写真が海外SNSで注目を集めています。しかし、実際にはソニーが開発・発売した製品ではなく、個人が既存のXperiaをベースに改造した端末のようです。
今回の端末は、単なるコンセプト画像ではなく、実際に画面を点灯させた状態が確認されています。Xperiaらしいデザインを残した折りたたみ端末ということで話題になっていますが、製品としての完成度や動作状況については不明な点も多くあります。
Xperiaらしいデザインを残した左右折りたたみ構造
公開された写真を見ると、端末は左右に開くブック型の折りたたみ構造を採用しています。背面には縦方向に並んだカメラやZEISS T*のロゴ、SONYのロゴが確認でき、従来のXperiaシリーズを意識した外観になっています。

一方、一般的な折りたたみスマートフォンとは異なる部分もあります。左右のディスプレイを展開すると中央に接合部分が見え、ヒンジも隠されていません。また、両側の画面上部にはそれぞれフロントカメラと受話口が残されており、ベゼルも比較的広めです。

最新の折りたたみスマートフォンというより、従来のXperiaのデザインをそのまま折りたたみ構造に取り入れたような仕上がりです。
Androidの起動は確認できるものの、実用性は不明
写真では、端末の画面が点灯し、Androidのホーム画面やアプリアイコンが表示されている様子も確認できます。
ただし、これだけでは左右のディスプレイが正常に連携して動作するのか、折りたたんだ状態と展開した状態でアプリの表示が適切に切り替わるのかまでは分かりません。ソフトウェア面の最適化や、ヒンジ部分の耐久性なども不明です。
また、改造のベースとなったXperiaの機種についても、現時点で信頼できる情報は出ていません。
ソニーが開発したXperia Foldではない
ソニーはこれまで、Xperiaブランドの折りたたみスマートフォンを正式に発表しておらず、関連製品の開発計画も公表していません。
今回の端末は、あくまで個人による改造作品とみられます。したがって、ソニーが折りたたみスマートフォン市場への参入を準備している証拠と受け取ることはできません。
それでも、コンセプト画像ではなく実際に動作しているように見える端末が公開されたことで、Xperiaの折りたたみモデルを想像するうえでは興味深い事例といえそうです。
