
モトローラが日本でのリリースを発表したmotoシリーズ最新最廉価モデル「moto g05」。
約2万円という価格設定で、MVNOのキャンペーンでは即実質「1円」になることが予想されています。
一方、このmoto g05にはMediatek社のあまり聞きなれない「Helio G81 Extreme」というチップセットが採用されており、その性能については謎な部分が多いのも事実。
そこで今回はすでに海外でリリース済みの同モデルのGeekbenchベンチマークスコアと、そのスコアが国内でおなじみのXperiaやAQUOSスマートフォンでいるとどの程度なのか、という点を見てみたいと思います。
moto g05のベンチマークスコアは?
以下はGeekbench 6におけるmoto g05のベンチマークスコア:

シングルコアが400ポイント程度、マルチコアが1300ポイント程度となっています。
Xperia ACE IIIやAQUOS wish以下の性能
一方、これに一番近いXperiaとAQUOS機種を探してみたところ、Snapdragon 480搭載のXperia ACE III、AQUOS wishが最も近いことが判明。

これらのモデルのベンチマークスコアはシングルコア/マルチコアが700/1500ポイント程度となっており、moto g05に最も近いとはいえ、かなりスコアが上です。
ちなみにXperia ACE IIIとAQUOS wishは3年前の2022年に発売されたエントリーモデル。
つまり、このmoto g05のベンチマーク上の性能は2022年のXperiaやAQUOSのエントリーモデルよりもさらに低い性能、ということになります。
2万円という価格は魅力的かもしれませんが、これならば今ならおそらく同じ価格、あるいはそれ以下で買える3年前のXperiaやAQUOSを購入した方が良いかもしれませんね。