「Galaxy A56」正式発表—6回OSアプデ&45W急速充電に対応

Samsungが最新ミドルレンジスマートフォン「Galaxy A56」を正式に発表しました。従来のAシリーズから大幅に進化し、新デザイン、強化されたパフォーマンス、そしてシリーズ初の45W急速充電を搭載。さらに、6年間のソフトウェアアップデート保証も約束されており、長く安心して使えるモデルとなっています。

Galaxy A5xシリーズはこれまで日本市場でも展開されており、今回のA56も国内発売が確実視されています。また、先日発表されたGalaxy S25シリーズが例年よりも早く日本でリリースされたことを踏まえると、Galaxy A56も従来より早いタイミングで国内発売される可能性が高そうです。

進化したデザインとディスプレイ

Galaxy A56は、7.4mmのスリムなボディにリニューアルされ、カメラデザインも一新。従来モデルで特徴的だった突起のあるレンズはなくなり、フラットなカメラユニットになりました。

ディスプレイには6.7インチのSuper AMOLEDパネルを採用し、ベゼル(画面の縁)がさらに細くなり、没入感が向上。最大輝度は1900ニトに達し、屋外でも視認性が向上しています。また、Gorilla Glass Victus+を前面・背面に採用し、耐久性も強化されています。

新チップセット「Exynos 1580」搭載—処理性能が37%向上

Galaxy A56は、Samsung製の新チップセット「Exynos 1580」を初搭載。2.9GHzのCPU、AMDベースのGPU(2x WGP)、そして14.7TOPSのNPUを備え、前世代比で約37%の性能向上を実現しています。

一方で、事前の噂にあった12GB RAMモデルはなく、8GB RAMが最大構成となっています。

カメラはAI強化—ナイトモード&ズーム速度向上

カメラ構成は前モデルと同様で、50MP(メイン・f/1.8)+ 12MP(超広角・f/2.2)+ 5MP(マクロ・f/2.4)というトリプルカメラを搭載。前面カメラも12MP(f/2.2)となっています。

大きな変化はAIによる撮影アルゴリズムの強化です。

  • 夜間撮影のノイズ低減により、よりクリアな写真・動画が撮影可能に
  • 連写性能が向上し、スムーズな撮影が可能
  • 超広角カメラへのズーム切り替えが2倍高速化(430ms以下)

Galaxy Aシリーズ初の45W急速充電対応

Galaxy A56は、Aシリーズとして初めて45Wの有線急速充電に対応しました。これは、これまでGalaxy Sシリーズの一部ハイエンドモデルにのみ採用されていた技術です。

Samsungの「Super Fast Charge 2.0」により、5000mAhバッテリーを30分で65%、フル充電まで約68分で完了します。

6年間のアップデート保証—長く使える安心感

Galaxy A56は、Android 15とOne UI 7.0を搭載して登場。さらに、Samsungは6年間のOSアップデートとセキュリティアップデートを保証しており、長期間にわたって最新機能を享受できるのも魅力です。

また、Googleの「Circle to Search」にも対応し、画面上のオブジェクトを瞬時に検索できる新機能が利用可能です。

カラーバリエーションと価格

Galaxy A56は、Graphite Gray(グラファイトグレー)、Light Gray(ライトグレー)、Olive(オリーブ)、Pink(ピンク)の4色展開。
価格は、128GBモデルが€479、256GBモデルが€529(約8.4万円)となっています。

国内発売はいつ?

これまでのGalaxy A5xシリーズの実績を考慮すると、Galaxy A56の日本発売はほぼ確実です。また、Galaxy S25シリーズが例年よりも早く国内リリースされたことから、A56も例年より早い時期に登場する可能性があります。Samsungの今後の発表に注目です。

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