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Samsungが次世代のGalaxy S26シリーズで、自社製チップExynosを再び採用する可能性があると報じられています。
現在販売中のGalaxy S25シリーズは全モデルがSnapdragon 8 Eliteチップを搭載しているため、この動きは大きな注目を集めています。
Galaxy S25シリーズ:Snapdragonへの完全移行
先月開催されたGalaxy Unpackedイベントで発表されたGalaxy S25シリーズは、すでに公式ストアで販売が開始されています。ラインナップはGalaxy S25、Galaxy S25 Plus、Galaxy S25 Ultraの3モデル。今回、これらすべてのモデルがSnapdragon 8 Eliteを採用し、特にハイエンドモデルではパフォーマンスの向上が高く評価されています。
これまでのGalaxyシリーズは、地域によってExynosチップを搭載するモデルがありましたが、Galaxy S25シリーズではExynosが完全に姿を消しました。その背景には、Exynos 2500チップの低い歩留まり(製造されたチップのうち正常に動作する割合)が影響しているといわれています。2024年時点でExynos 2500の歩留まりはわずか**20%**程度だったとの報告があり、これがSnapdragon採用の決定打となったようです。
次世代Exynos 2600が鍵を握る
しかし、最新の報道によるとSamsungはExynos 2600の量産準備を順調に進めているとのことです。韓国メディア「The Bell」によれば、Samsungは2nmプロセス(SF2)のテスト生産で30%以上の歩留まりを達成しているとされ、量産の準備が整いつつあるようです。量産には60%以上の歩留まりが必要ですが、もしこれが計画通りに進めば、2025年に登場するGalaxy S26シリーズにExynos 2600が採用される可能性が高まります。
Galaxy S26シリーズで期待される新機能
Galaxy S26シリーズの登場は来年初頭と予想されており、S25シリーズと同じ時期の発表が見込まれます。特に注目されるのが、Galaxy S26 Ultraの進化です。
現時点で報じられている情報によると、ディスプレイ下カメラの搭載が予定されており、さらなる画面占有率の向上が期待されています。また、Samsungは1/1.4インチセンサーを搭載した200MPペリスコープ式望遠カメラの採用を検討しているとのこと。これが実現すれば、スマホカメラの新たなスタンダードを築くかもしれません。
Exynos復活は吉と出るか?
Samsungが自社製チップであるExynosに再び力を入れ始めた背景には、他社への依存を減らし、チップ開発の主導権を取り戻したいという狙いがあるのでしょう。しかし、ExynosがSnapdragonに匹敵する性能と安定性を発揮できるかどうかはまだ未知数です。
Galaxy S26シリーズが再びExynos搭載モデルとして登場するのか、その性能がどこまで進化しているのか。今後の続報が待ち遠しいところです。