世界初の7コア版「Snapdragon 8 Elite」 OnePlus OpenやOppo Find N5に採用へ?

クアルコムが突如、新型のSnapdragon 8 Eliteチップセットを発表しました。これまでのハイエンドモデル「Snapdragon 8 Elite」に改良版が登場したのかと期待した方も多いかもしれませんが、実は今回は少し趣が異なります。この新型チップセット、なんと従来よりも1つ少ない“7コア構成”になっているのです。

初の「7コア」設計、その狙いとは?

モバイル市場ではこれまで、デュアルコアやクアッドコア、オクタコアといったコア数の増加が性能向上の鍵とされてきました。しかし、今回のSnapdragon 8 Eliteは初の「7コア」設計。これは、コア数をあえて減らすことで、効率性を重視した新たなフラッグシップ向けチップセットとなる可能性を示しています。

このアプローチは、特に超薄型スマートフォンや折りたたみスマホのように、熱管理が難しいデバイスで活用されることを目的としているようです。コア数を減らすことで、パフォーマンスは維持しつつも発熱を抑える設計が期待されています。

超薄型スマホ市場への本格対応?

信頼性の高いリーカー、ヨゲシュ・ブラール氏によれば、この7コア版Snapdragon 8 Eliteは、スリムなスマホや折りたたみスマホに採用されるとのこと。たとえば、噂されている「Samsung Galaxy S25 Slim」は厚さ6.4mmという驚異的な薄さを誇るとされています。このようなデバイスでは、従来のチップセットでは発熱問題が課題となるため、7コア設計がその解決策になる可能性があります。

さらに、Oppo Find N5は市場で最も薄い折りたたみスマホになると言われており、その厚さは3.7~4mm程度と予測されています。同じくOnePlus Open 2も、Oppo Find N5を基にしたモデルとして、この新型チップセットを搭載する可能性が高いと見られています。

7コアの意義とは?

パフォーマンスコアを1つ削減することで、エネルギー効率を向上させるというのが今回の設計思想です。高性能なコアを減らす分、発熱を抑え、電力消費を最適化。その結果、薄型・軽量デバイスでも熱管理がしやすくなると考えられます。

また、この設計は折りたたみスマホやスリムなデバイスの可能性をさらに広げる一助となるでしょう。従来のハイエンド性能を維持しつつ、熱やバッテリー持ちといったユーザーの実用性に貢献する新しいチップセットが、これからの市場にどのような影響を与えるのか、注目です。

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