Android 13がシェア22.4%でアンドロイドOSのトップに、それでも全体の約1/5という問題点

Googleの最新OS、と言えばAndroid 14。

Pixelだけでなく、海外の一部ではGalaxy S23シリーズや他メーカーの機種でもこの最新バージョンへのアップデートが始まっています。

そんな中、このAndroid OSのバージョンごとの普及率に関する興味深い情報がでてきました。

Android policeなど、複数のガジェット系メディアでライターを務めるMishaal Rahman氏がX(旧Twitter)上に投稿していたもので、10月1日時点でのAndroid OSの各バージョンの普及率は以下のようになっているとのこと。

約4ヵ月前の5月30日時点と比べてAndroid 13の普及率は15%→22.4%と大きく上昇、最もシェアが大きくなっているのが分かります。

一方、興味深いのはひとつ前のAndroid 12よりもAndroid 11の方が依然として普及率が高いという点

はっきりとした理由は分かりませんが、Androidスマホの各メーカーがOSアップデートの提供回数を増やすことをアナウンスし始めたのが1~2年ほど前。
ひょっとすると、これが関係しているのかもしれませんね。

なお、普及率トップになったとはいえ、10月の初めの時点で当時最新のAndroid 13を搭載した機種を使用しているユーザーが約5人に1人という状態。これはどうなのでしょう?

というのも、Android 13がリリースされて1年以上が経ち、アップデート対象のほとんどの機種にはすでに配信済みとなっているはず。

今後新たにAndroid 13ユーザーが増えるとすれば、同OSを搭載した機種を新たなに購入した場合か、Android 13までのアップデートが可能なモデルを購入した場合、ということに。

つまり、大雑把な言い方ではありますが、少なくとも既存Androidスマートフォンの3/4程度は今後もAndroid 13アップデートの対象外ということになりそう。

一昔前と比べると、最新OSへのアップデート・サポート対象が広がり、迅速になっていると言われているAndroidスマホですが、iOSと比べるとまだまだといった感じですね。

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