Xiaomi製スマホにマルウェア混入!? Chromeホームページが勝手に“Mintnav”に変更される被害発生

国内でも徐々に存在感を増してきている中国のシャオミ製スマートフォン。

しかし今回、同社のスマートフォンのユーザーからマルウェアに関する少し気になる報告が増加していることが判明しました。

Chromeのホームページが勝手にマルウェア“Mintnav”のサイトに変更

具体的にはChromeブラウザーを開いた際にデフォルトで表示されるホームページが勝手に変更される、という問題で、「mintnav.com」になってしまうという症状。

Mintnavとは?

Mintnavは、Chrome、Firefox、Edge、その他のWindowsブラウザをハイジャックして広告を配信する広告ツールとして設計された不正なブラウザアドオンとして知られており、それほど「狂暴」ではなさそうですが、結構厄介なマルウェアに分類されているようです。

また、GIZMOCHINAやxiaomiuiといった複数の海外サイトが報じており、ここ最近で発生例が急増している模様です。

さらに少し調べてみたところ、国内でもRedmi Padのユーザーから同様の報告があることが分かりました。

MIUI 14が原因?

この問題、どうやら数か月前から存在するようですが、一部ではMIUI 14へのアップデートで症状が出始めたという報告も。

よって、状況がもう少しはっきりするまでは、仮にMIUI 14アップデートが来ても少し様子見を下方が良いかもしれません。

これ、単にXiaomiのシステムファイルに何らかの問題があり、単にChrome設定が勝手に変更されてしまっているだけ、という可能性もあり、これらのXiaomi端末にこのブラウザハッキングマルウェアそのものがインストールされてしまっているとは限りません。

よって、ホームページが変更されていたとしても、実際にブラウザがハッキングされているというわけではなさそうです。

ただ、今のところXiaomi(Redmiも?)製スマホだけで発生している問題であることは確かなようなので、マルウェア自体はインストールされていなくても、その「公式サイト」に誘導してしまう、というのはシャオミのシステムソフトウェアに明らかに問題があるということに。

この問題に対する公式なコメントを待ちたいところです。

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