ソニーモバイルの次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 V。
スペック情報はまだ不確実なものが大半ですが、少なくとも外観については実機および信頼性の高いレンダリング画像がリーク済みとなっています。
そして、ビジュアルで確認する限り、このXperia 1 VではToFセンサーらしきものが見当たらず、同センサーが廃止されるという見方が有力となっています。(まだ100%確実とは言えませんが)
そんな中、このXperia 1 VのToFセンサー廃止とその「効果」に関する興味深い情報が見つかりました。
ToFセンサー廃止でAF速度が1.4倍に?
Weiboからの情報をRedditユーザーがつたえたもので、内容としては:
Xperia 1 Vのフォーカススピードは前モデルから40%ほど高速になっています。ToFセンサーはあまり意味がなかったようですね。もちろん画質の評価はユーザーが判断に委ねますが。
要はXperia 1 VではToFセンサーを排除することでオートフォーカスのスピードが40%ほど高速化する、とのことで、これは事実であれば地味ながらかなり大きなカメラ性能の向上、とも言えそうです。
正直、40%のAF速度アップがどれくらいすごいことなのか、私にはわかりません。
ただ、少し調べた限りでは、ToFセンサーは「位相差AFより焦点速度が速いとはいえない」という記述も見かけました。
つまり、そもそもToFセンサーは元々オートフォーカスのスピードの速さを売りにしたものではない、とも言えます。
それでも、Xperia 1 VがToFセンサーを廃止することでAFスピードが本当に40%もアップするのであれば、これは廃止をする意味が十分にあるようにも思えます。
でも画質が向上するとは限らない?
ただ、この投稿者も書いているように、AF速度と画質はまた別の話。
いくらAFが速くてもフォーカスが正確にできていなければカメラ全体の評価を落とすことにも繋がります。
一方、同じ望遠カメラを搭載したXperia 1 IIIとXperia 5 IIIでは、なぜかToFセンサーを搭載したXperia 1 IIIの方が5 IIIよりも良い、といった評価もあり、ToFセンサーの画質への貢献度に疑問を呈する声が上がっているのも確かです。
よって、もしXperia 1 Vが実際のToFセンサーを廃止するとしても、その影響についてはユーザー評価などを待ちたいところですね。
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