先日、ドコモが予約を開始、そして価格も発表したFCNTの最新ミッドレンジ・スマホ「arrows N F-51C」。
先に価格はなんと約10万円と、Snapdragon 695搭載機と比べてもダントツの強気価格、という件についてお伝えしました。
そんな中、arrows N F-51Cですが、同じドコモの他機種との相対的な価格、という点で非常に珍しい現象が起こっていることが判明しました。
以下はSnapdragon 8 Gen1搭載のサムスンの既存最新フラッグシップ、Galaxy S22 SC-51Cの端末一括価格:
現在、ドコモのGalaxy S22の価格は94,512円。
同モデルの「定価」は127,512円ですが、回線なしでも受けられる33,000円オンライン限定割引があるので、この価格は事実上の端末単体価格です。
一方、arrows N F-51Cの価格は:
98,780円となっており、Galaxy S22よりも4千円以上高いという状態になっています。
Galaxy S22は次世代モデルの発表が近いとはいえ、現状では一応最新フラッグシップ。
それよりも後発のSD695搭載ミッドレンジモデルの方が価格が上、というのはある意味異常事態ではないでしょうか。
ちなみにSnapdragon 8 Gen1とSnapdragon 695はベンチマーク上の性能としてCPUで2倍以上、GPUでも4倍以上の性能差があると言われています。
ただ、FNCTの前身は「富士通」、そして富士通製品を選ぶユーザーには「国産」にこだわりのある方も多いという印象も
。
そういったユーザーにはコストパフォーマンスというのは二の次の問題なのかもしれません。
まさに旧富士通への忠誠心?信仰心?が試される究極の選択とも言えそうです。
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