
Samsungの最新フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」は、外観こそ前モデルの延長線上にある印象ですが、カメラ内部には注目すべき大きな進化が盛り込まれています。特に5倍望遠のペリスコープカメラには新設計が採用されており、その実際の構造が分解動画で明らかになりました。
JerryRigEverythingの分解動画で内部構造が判明
人気YouTuberのZack Nelson氏(JerryRigEverything)が公開した最新の分解動画では、Galaxy S26 Ultraの内部、特に5倍ペリスコープカメラの構造を詳しく確認できます。動画内の8分付近で、新しい「ALoP」設計のカメラモジュールが紹介されています。

今回採用された構造は、Samsungが2024年に発表した「All Lenses on Prism(ALoP)」方式です。従来のペリスコープカメラでは、レンズ群がイメージセンサーとプリズムの間に配置されていましたが、ALoPではレンズをプリズムの上部に直接配置します。この構造変更により、モジュール全体の小型化が可能になっています。
22%の薄型化と明るいF値を実現
ALoP設計の大きな特徴は、従来型のペリスコープと比べて約22%の短縮化を実現している点です。これにより、スマートフォン内部のスペース効率が向上しています。
さらに、レンズの開口部はF2.9となっており、これは前モデル「Galaxy S25 Ultra」のF3.4よりも明るい仕様です。Samsungによると、今回の設計では約37%多くの光を取り込めるとされており、暗所撮影時の画質向上が期待されます。
望遠撮影はスマートフォンカメラの中でも特に差が出やすい分野ですが、今回の新設計はその弱点を補う重要なアップデートといえそうです。
Galaxy S26 Ultraは外観上は大きな変化が少ないものの、内部のカメラ技術では着実な進化が見られます。望遠性能を重視するユーザーにとって、今回のALoP採用は注目すべきポイントとなりそうです。
