Xperia 1 IIIの電池持ちはGalaxy S21 Ultraに大きく劣る結果、ただし120Hzゲーミングでは圧勝

プレミアムフラッグシップモデルとしてドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから7月9日に同時リリースとなるソニーモバイルのフラッグシップ、Xperia 1 III (Mark 3)。
当初よりリリース予定が延期された割には意外と早い発売、といった感じですが、欧米などではどうやら発売は8月までずれ込む模様。

しかし今回、海外の大手サイト、phoneArenaがこのXperia 1 IIIのレビュー記事を掲載。
その一部として、なかなか興味深いバッテリー持ちについての結果が出ていました。

ブラウジング、Youtube動画再生、3Dゲーミングという3つのカテゴリに分かれており、それぞれ60Hz駆動と120Hz駆動でのバッテリー持ち時間も記載されています。

ご覧のように、ぱっと見では少なくとも価格的に「ライバル機種」とされているGalaxy S21 Ultraと比べるとXpria 1 IIIのバッテリー持ちはいまいち。

特にブラウジングでは1.5倍以上も電池持ちに差が出ています

また、Youtube動画再生などでは前モデルのXperia 1 IIよりもバッテリー持ちで劣る場面もあり、これはちょっと懸念材料です。

ただし、120Hzでのバッテリー持ちは優秀!

一方、個人的に興味深いと思ったのはXperia 1 IIIの60Hz駆動時と120Hz駆動時の電池持ちの差

例えば、Xperia 1 IIIの120Hzでのゲーミングのバッテリー持ちは7時間2分となっており、これはGalaxy S21 Ultraの5時間3分を大きく上回っており、この部分では完全に逆転しています。

さらに興味深いのはXperia 1 IIIでは60Hzと120Hzとでバッテリー持ちに差がない、と言う点。

これは逆に測定方法に問題があるのでは?とも疑ってしまいますが、確かにブラウジングでもXperia 1 IIIは60Hz駆動時と120Hz駆動時のバッテリー持ち時間の差が他機種よりもかなり少なくなっています。

よって、このXperia 1 III、他機種と比べて全般的な電池持ちとしては「良い」とは言えなさそうですですが、120Hz駆動時の消費電力管理に関してはかなり優秀、と言えそうです。

なお、蛇足になりますが、どうやらドコモやauはおそらく今シーズン?から取り扱いモデルの電池持ち時間の表記をやめた模様(待受けや通話時間は表記しています)。

そのため、このXperia 1 IIIでも他機種や過去モデルとの電池持ちを比べることができません。

そういった意味で、このphoneArenaのようにコンスタントとにバッテリー評価を続けてくれるサイトはありがたいですね。。

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