ソニーモバイルが2022年秋にリリースしたコンパクト・フラッグシップモデル、「Xperia 5 IV」。
このXperia 5 IVに関しては発売当初、兄弟モデルのXperia 1 IVと比べて高評価で大きな差ができている、という件についてお伝えしました。
しかし発売から3か月近くが経った同モデルですが、今回、リリース直後とはかなりユーザーの評価が変化していることが判明しました。
以下はリリース直後、10月27日時点での価格.comにおけるXperia 5 IVの評価:
一方、以下は本日、1月17日時点での評価:
ご覧のように、この3か月弱の間に評価が0.7ポイント近く低下していることが分かります。
また、内訳をみるとレスポンスとバッテリー、カメラの評価が大きく下がっているのが確認できます。
一方、参考までにXperia 1 IVの評価の変化を見てみると:
10月27日↓
1月17日↓
Xperia 1 IVの評価は若干ではありますが持ち直しており、これはひょっとすると冬になって気温が下がり、発熱問題が緩和したことなどが関係しているのかもしれませんね。
一方、季節的な要因もあるとは思いますが、Xperia 5 IVは1 IVと比べると過度な発熱や、それに伴う機能・性能制限といった不満の声はかなり少なくなっています。
一方で、Xperia 5 IVは発売当初からバックグラウンド・アプリが頻繁に落ちる「タスク落ち」不具合が広範囲で報告されており(メモリリークが原因?)、これはAndroid 13アップデート後も完全には解消されていません。よって、個人的にはこの放置されている問題が評価低下の大きな原因ではないかと思います。
コメント