Google Pixel 7シリーズでビデオ通話の画質問題が発生

Googleの最新フラッグシップ、Pixel 7シリーズ。

国内でも基本的には高評価で売り上げも順調に伸ばしているという印象です。

しかし今回、海外でこのPixel 7シリーズにおけるビデオ通話の画質問題が発生しているとの報道がでてきました。

Android Policeが伝えたもので、これによるとPixel 7シリーズの複数のユーザーが、Google Meetなどの様々なアプリでビデオ通話をする際に、自分の写っている画像の画質が比較的悪いと報告しています。

同サイトによると、Reddit上には同様の報告を訴えるスレッドが立っているとのことで、例えば以下はPixel 7 Pro、iPad Pro 2018、Pixel 3 XLでビデオ通話中のスクリーンショットを切り取ったものの比較。

明らかにPixel 7 Proのものは画像が全体的にぼやけているのが分かります。

また、この症状はTelegram、Instagram、WhatsAppなどの他のアプリでのビデオ通話でも確認されているとのことで、さらにこの問題は前面カメラと背面カメラの両方でみられる模様です。

Pixel 7シリーズの一般的な動画撮影で画質のクオリティが特に悪いといった報告はほとんど見られません。よって、この問題は撮影した動画を送信する際の、何らかのソフト的な処理が原因ではないかと思われます。

一方、Android Policeによると、この問題は先代のPixel 6シリーズから指摘されている症状とのことですが、報告は昨年の10月頃から増えている模様。
よって、この時期に提供されたファームウェア、もしくはカメラアプリのアップデートが影響している可能性もありそうです。

ビデオ通話などでは通常、自分の画像はかなり小さく映っているので、相手から指摘でもされない限り気づきにくい問題なのかもしれませんが、Googleにはできるだけ早い対応を期待したいところです。

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