Xperia 1 IVでダイナミック・リフレッシュレート表示を可能にフレームレートのスロットリングも回避?

ソニーのSnapdragon 8 Gen1搭載ハイエンドモデル、Xperia 1 IV。

Xperia 1 IIIに続き、4Kディスプレイ搭載で唯一120Hzリフレッシュレートに対応しているモデルですが、今回、このXperia 1 IVの興味深い改造を行ったとの報告がReddit上でみつかりました。

Github上で公開されている「dfps」というMagiskモジュールをフラッシュするだけで、すぐに動作するようになる、とのこと。

ホーム画面など、ほとんど動きのないグラフィックを表示中は60Hz表示。

一方、何らかの動作を行うと120Hz表示に切り替わっているのが確認できます。

なお、この機能を使うと、ソニーのフレームレートスロットリングも回避できるとのことで、発熱により画面がカクつくといった問題も解消できるようです。

ご存知のように、Xperia 1 IVは120Hz表示に対応しており、「低残像表示」がオフだと60Hz表示、オンだと120Hz表示が可能ですが、リフレッシュレートはどちらかに固定されます。

もちろん、端末の温度が上昇するなどすると、リフレッシュレートが120Hz→60Hzに落とされますが、これは表示コンテンツとは無関係な強制的なレート変更で、ダイナミック・リフレッシュレートとは異なるものです。

一方、Galaxy S22シリーズなど、2022年リリースのハイエンドモデルの多くはすでに表示コンテンツによってリフレッシュレートが自動調整されるダイナミックFPSに対応しており、そういった意味でXperia 1 IVはライバル機種に後れを取っています。

なお、次世代のXperia 1 VについてはLTPO可変リフレッシュレートに対応、というもあります。

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