2年前のフラッグシップXperia、Xperia 1 IIとXperia 5 II。
発熱問題が指摘されているSnapdragon 888やSnapdragon 8 Gen1搭載のXperia 1 III/5IIIや1 IV/5 IVと比べると比較的安定したSnapdragon 865を搭載している、という評判もあり、いまだに国内では新品を購入するユーザーも結構多いという印象です。
そんな中、海外の一部でこのXperia 1 IIや5 IIのバッテリー改造が横行している、とい情報が見つかりました。
有名リーカー、Zackbucks氏がWeibo上に投稿していたもの。
これによると、最近、中国/香港ではサードパーティー業者によってXperia 1 IVの5000mAhバッテリーをXperia 1 IIやXperia 5 IIに搭載する、という改造が行われている、とのこと。
同氏は基本的にこれについて注意を促しており、決してお勧めしているわけではありません。
が、これ、なかなか興味深いですね。
というのも、そもそもXperia 1 IVのバッテリーをXperia 1 II/5 IIを移植するにはこれらのモデルのバッテリーサイズが同じである必要があるはず。
Xperia 1 II/5 II以降、1と5のバッテリー容量は同じで、バッテリーパック自体も共通のものが使用されているのは事実ですが、同シリーズのバッテリー容量はII→III→IVで4000mAh→4500mAh→5000mAhと増量されています。
よって、普通に考えればバッテリーパックのサイズ自体も世代ごとに異なるはずで、ましてや4000mAhと5000mAhのバッテリーではかなり体積が異なるように思えます。
が、ひょっとするとバッテリー技術の進歩などでたまたまXperia 1 II/5 IIのバッテリーとXperia 1 IV/5 IVのバッテリーが同サイズ、という可能性はあるのかもしれませんね。
いずれにせよ、先述のようにこういった改造はリスクを伴い、また、特にバッテリー周りに関しては思わぬ事故を引き起こす恐れも。
よって、決してお勧めはしませんが、もしやってみた、という猛者がいましたら、ご報告、お待ちしております。
コメント