ソニーが来年春ごろに発表・リリースすることが予想されている次世代プレミアムフラッグシップ、Xperia 1 V。
カメラ周りのスペックに関してはセンサーの大型化から画素数アップ、全カメラでの光学ズーム対応などなど、興味深い噂が絶えない一方で、まだ信ぴょう性の高い情報はほぼ皆無。
ただ、この次世代Xperiaではこれまでにない大幅なカメラスペック・性能アップがありそうな雰囲気ではあります。
そんな中、今回は次期Xperiaではありませんが、そのXperiaのカメラに追随する動きのある他メーカーに関する興味深い情報が出てきました。
他メーカーのカメラがXperiaの「Photo Pro」に追随？
RedditユーザーがWeibo上の情報を転載していたもので、内容としては：
少なくとも2社が来年のモデルに搭載する細かなカスタマイズが可能な「ナチュラル/プロ」カメラアプリを開発している。Xperiaに搭載のPhotography Proのようなアプリ。
ユーザーのスマホのカメラの画質に求めるものがシフトしてきている？
要は、他のスマートフォンメーカー少なくとも2社が従来のデフォルトカメラアプリとは別にPhotography Proに似た「プロ向けカメラアプリ」を準備中、ということ。
また、この動きについて、ユーザーのスマートフォンカメラで撮影した画像に対する好みが変化してきているのでは？という指摘も興味深いところです。
具体的にどのメーカー・ブランドのスマートフォンかは不明ですが、Weiboに投稿されていた、ということは中国メーカーである可能性が高そうです。
スマホに限らず、ソニーのカメラは伝統的に「見たままに撮れる」ことを重視していると言われています。
しかし、スマホの処理性能の大幅向上に伴い、ソフト的な加工で「見たまま以上に（鮮やかに）撮れる」他社のスマートフォンが出てくると、Xperiaのカメラ評価は一気に下がりました。
（少なくとも一般ユーザーの間では）
その一方で、ここ最近、国内・国外を問わず、一部のユーザーがソフト的に大幅に色味などが編集された「鮮やか過ぎる写真」に対して食傷気味になっているという印象を受けます。
ただ、まだ大半は何も考えずに撮って、いわゆるやはり「インスタ映え」する写真を評価する傾向が強いのも確かです。
また、私を含む多くの一般ユーザーの中にはXperiaのPhotography Proで良い写真が取れることは知っているけど使いこなせない、という方も多いはず。
そうなるとやはり、シャッターボタン一つで素人でも「映える」写真が撮れるモード、そしてマニュアルでこだわった写真が撮れるプロ・玄人向けのモードをユーザーが選べる、というのがベストなような気はします。
Xperiaのカメラが再評価される兆し？
そういえば、サムスンもAndroid 12アップデートで一部機種向けにプロ向けカメラアプリ「Expert RAW」を追加しています。
国内ではあまり話題になっていませんが、これもある意味XperiaのPhoto Proを意識したアプリであると言えそう。
ただ、今回の情報通りに他のスマホメーカーもPhotography Proのようなカメラアプリを開発している、というのはこれらのメーカーがユーザーの写真の好みのシフトを予見しているから、とも言えそう。
そうなると、来年あたりからXperiaのカメラ性能が再評価されるトレンド、というのがやってくるのかもしれませんね。
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