Xperia 1 IVのオーディオ評価「起動時の不具合」や「激しい歪み」で自慢のスピーカーはイマイチ

ソニーの2022年フラッグシップの1つ、Xperia 1 IV。

SD8Gen1起因と思われる発熱問題などが報告されている一方で、やはりまだまだ日本ではハイエンドモデルの主役であることには変わりません。

そんなXperia 1 IVですが、今回、カメラ評価で有名な海外サイト、DXOMARKが同モデルのオーディオ性能評価を掲載していました。

DXOMARKによるXperia 1 IVのオーディオ評価は121ポイント。

同サイトのオーディオ評価はプレイバックトレーコーディング、つまりスピーカーなどからの音声出力とマイクなどからの音声入力の両方の総合評価で今のところ評価対象となっている機種は130機種ほど。

DOXMARKオーディオ評価で50位前後の機種

そして今回のXperia 1 IVの121ポイントという評価は全体からすると50位ほど。
真ん中よりは上のランキング、ということになりますが、これはオーディオ性能を売りの一つとしているプレミアムフラッグシップのXperiaとしてはイマイチな評価と言わざるえません。

また、同世代ライバルのGalaxy S22 UltraやPixel 6比べても評価は低くなっています。

今回のXperia 1 IVは過去のXperia 1シリーズにも増してオーディオクオリティ、特にスピーカーに関しては注力しているという印象。

ただ、実際の実力の評価としては期待したほどではない、といった感じでしょうか。
(個人的にはこのXperia 1 IVの前モデルからのスピーカー進化はかなり印象的でしたが)

スピーカーの不具合らしき報告も

一方、個人的に気になるのは今回のスコアやランキングよりも、同サイトが最後にまとめている長所と短所の中の一部分。

長所
暖かく、まろやかな音質
スピーカーを手でふさぐことができない

短所
左側スピーカーの起動時の不具合
中高音域と低音域の情報欠落
音量性能の悪さ
どのような音量でも圧縮され、ダイナミクスに悪影響を及ぼす
最大音量での激しい歪み

この左側スピーカー、つまり縦の状態では上部スピーカーからの音が変、という報告は海外の他のフォラム上でも見かけたことがあり、これについてはどちらかというと不具合に近いように思えます。

また「最大音量での激しい歪み」についても、あまり国内では見かけませんが、海外だとちらほらと報告が上がっており、これについてもスピーカー自体のハード的な問題である可能性もありそうです。

ソース:DXOMARK

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