
Ayaneoは、かつてのXperia Playを彷彿とさせるゲーミングスマートフォン「Pocket Play」について、搭載SoCを含む新たな情報を明らかにしました。本機は同社のRemakeシリーズに属するモデルで、2025年12月に初めて存在が予告されていましたが、これまで詳細はほとんど公開されていませんでした。
少しずつ明かされるPocket Playの仕様
Ayaneoは2025年末に第2弾ティザーを公開し、Pocket Playのディスプレイ仕様を先行して発表。そして今回、ついに心臓部となるSoCが正式に明らかになりました。搭載されるのは、MediaTekのフラッグシップSoCであるDimensity 9300です。

Dimensity 9300は2023年世代のハイエンドチップで、最新世代ではないものの、純粋な処理性能は依然として高水準にあります。近年はMali GPUを用いたゲームやエミュレーション環境も改善が進んでおり、Ayaneoとしては実用面を重視した選択と見られます。
Snapdragon未採用を惜しむ声も
一方で、同世代のQualcomm製フラッグシップであるSnapdragon 8 Gen 3の不採用を残念に感じる声もありそうです。特にエミュレーション用途ではGPUドライバーの成熟度が重要になるため、Snapdragon搭載であれば、より安定したパフォーマンスを期待できた可能性もあります。
スライド式コントローラーが最大の特徴
Pocket Playの最大の特徴は、スライド機構によって現れる物理コントローラーです。ABXYボタンや十字キーは、しっかりとした押し心地を意識した設計とされており、タッチ操作とは一線を画すゲーム体験を狙っています。

また、本体にはスマートタッチパッドも搭載され、仮想ジョイスティックとして機能するとのことです。精度重視のチューニングが施されているとされていますが、操作感の面では、物理スティックを備えた外付けコントローラーの方が有利になる場面もありそうです。
クラウドファンディングは延期、発売は2026年前半か
現時点ではPocket Playの正式な発売日や価格は発表されていません。Ayaneoは最近、クラウドファンディング開始の延期を明らかにしており、その理由として、カスタマーサポート体制を重視した事業構造の見直しを挙げています。
ただし、これまでのティザーで主要な仕様はほぼ出そろっており、流れを見る限り、Pocket Playは2026年前半のリリースが有力と考えられます。往年のXperia Playを思わせるデザインと、現代的な性能をどこまで融合できるのか、今後の続報に注目が集まりそうです。

