先日、サムスンが海外でリリースしたGalaxyフラッグシップ向けの9月のセキュリティアップデート。どうやらこの最新アップデートでサムスンが「やらかした」模様です。
Galaxy S22シリーズの最新アプデでショートメールの受信ができなくなるトラブル
XDAが伝えたところによると、サムスンの公式コミュニティフォーラムやRedditなどで複数のGalaxy S22、Galaxy S22 Plus、Galaxy S22 Ultraユーザーが、9月のアップデート後にテキストメッセージ、日本でいうの受信ができなくなったしなくとのことです。
このバグは、Verizon、T-MobileなどのキャリアロックされたGalaxy S22シリーズ端末に影響すると報告されています。
国内ではメッセージの送受信方法として一般的ではないSMSはですが、米国ではサードパーティーのメッセージアプリよりもいまだにSMSを使ったメッセージのやり取りが最も普及していると言われています。
よって、今回の不具合は日本でいうと「LINEが使えない」と同じくらいの不便さになると思います。
そういった意味で、今回のアップデートを原因とした不具合発生はサムスンにとってもかなり大きな失態、と言えそうです。
なお、この件についてまだサムスンから公式なコメントなどはなく、公式な改善方法などは共有されていません。
ただ、一部のユーザーは、端末を再起動することで一時的にこの問題が解決するとも報告。
さらに、AT&TとT-Mobileのユーザーの中には、チャット設定を有効にしたり、SIMカードのオン/オフを切り替えたりすることも有効だと主張する人が少なからずいる模様です。
ただ、デフォルトのメッセージングアプリを変更しても、このバグはSamsungデバイスのデフォルトのメッセージングアプリとGoogleメッセージアプリの両方に影響するため、効果はないとも。
また、国内キャリア版のGalaxy S22シリーズにはまだこの9月のセキュリティーパッチを含むアップデートは未提供です。
ひょっとすると国内モデルでもアップデートによって同様の不具合が発生する可能性もあります。
よって、状況がもう少しはっきりするまでは、仮に国内キャリア版にこのアップデートが来てもインストールは控えた方が良いかもしれません。
ソース:XDA
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