ソニーの最新モデル、と言えば明日発表のXperia 5 IVに注目が集まっていますが、その「兄貴分」であるXperia 1 IVの海外版に最新アップデートが提供。
その結果、少し興味深い仕様変更が行われた模様です。
Reddit上のユーザーが報告していたもので、Xperia 1 IVを最新のファームウェアにアップデートしたところ、画面のリフレッシュレートが120Hzにロックされるようになった、とのこと。
Xperia 1 IVでは発売当初からちょっとした発熱でリフレッシュレートが強制的に落とされ、動作がカクつく、といった報告がありましたが、今回のアップデートで少なくともその問題は解消されたようです。
なお、ここでいう「最新のアップデート」というのは8月分のセキュリティーパッチを含むアップデート(64.0.A.8.82)で、まだ台湾や香港、英国など一部のみで配信されており、国内では未提供です。
改善?それとも改悪?
ただ、本当にリフレッシュレートが120Hzで「ロック」されているとすると、これはメリットとデメリットの両面があるようにも思えます。
というのも、高リフレッシュレート自体が発熱の一因となっていることも多く、この状態でロックされてしまう、ということはさらに端末温度が上昇するという可能性も。
もちろん、手動で60Hz表示(低残像設定をオフ)にすることも可能なので、アップデートによって120Hz表示が強制される、というわけではありません。
ただ、端末が「平熱」の時は120Hz表示、端末温度が上昇したら他の機能制限を避けるためにも自動的に60Hz表示になるようにして使いたい、というユーザーも多いと思うので、そういった方にはマイナス面もあるアップデートなる可能性もありそうです。
一方、このユーザーはリフレッシュレートが「ロックされる」と言っていますが、実際にはリフレッシュレートが強制的に下がる閾値が変わっただけ、という可能性もあります。
これについては国内版にこのアップデートが提供され次第、検証してみたいと思います。
ソース:Reddit
コメント