先日、ASUSが正式発表した最新フラッグシップモデル、ASUS Zenfone 9。
現在では数少ない5.9インチのコンパクトサイズながら、Snapdragon 8 Plus Gen1を搭載したハイエンドモデルで、小型+高性能モデルを求めるユーザーにとっては非常に魅力的な機種と言えそうです。
さてそんなZenfone 9、国内でのリリースも確実視はされているものの、まだ正式には日本版モデルは未発表。当然価格も不明です。
ただ、海外の多くの国・地域ではすでに価格も発表済み。
というわけで今回は海外での価格、そして前モデル、Zenfone 8からの価格推移を使って、国内での価格を予想してみたいと思います。
ASUS Zenfone 9の国内版モデルの価格は?
まず、今回はすでに発表されている欧州版および台湾版のASUSZenfone 9の価格を参考にしてみます。
ASUS Zenfone 8→Zenfone 9のベースモデルの台湾版と欧州版の価格変化を比べると:
台湾:21,990台湾ドル→19,990台湾ドル(現レートで約8.82万円)
欧州:599ユーロ→799ユーロ(現レートで約10.86万円)
つまり、ASUS Zenfone 9の価格は本国・台湾では前モデルから約1割の値下げとなっている一方で、欧州版の価格は前モデルから約3割の大幅アップ、ということに。
なお、ASUS Zenfone 7の国内版の発売時価格は7万9800円なので、台湾版の価格を参考に、さらに為替レートの変動を考慮に入れなければ、国内でのASUS Zenfone 9の価格は6万円台になる可能性もあります。が、当然これは現実的ではありません。
というのも、台湾ドル・円のレートは昨年のASUS Zenfone 8国内発表時から2割程度円安になっています。
よって、台湾版の価格をベースに、この為替レートの変動を勘案すると、国内でのASUS Zenfone 9の価格は8万~9万円台、ということになります。
一方、欧州版の価格推移を参考にすると国内での予想価格は全く異なるものに。
単純に欧州版と同じように3割アップ、となると、国内でのZenfone 9の価格は10万円超え、ということになります。
これまでと違い、ここ最近のモデルは前年からの為替レートの変動、新型コロナ起因のサプライチェーン問題など、様々な要素が絡まってくると思われるので、予想が難しいところ。
ただ、現実的には据え置き~若干(1割程度?)の値上がり、というのが無難な予想ではないかと思われ、もしそうであれば10万円以内には収まるとみて良いのではないでしょうか。
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