先日、中国版のXperia 1 IVに対して2回目のファームウェアアップデートが提供された、という件についてお伝えしました。
このアップデート、主な内容としては熱制御アルゴリズムの再チューニングだそうですが、今回、このアップデートによって同モデルの性能がベンチマーク上でかなりアップしている可能性がでてきました。
Xperia 1 IV、最新アプデで自己最高スコアを記録?
Weibo上に投稿されていたもので、これは最新アップデートをしたXperia 1 IVのGeekbenchにおけるベンチマークスコアとのこと。
ご覧のようにシングルコアが約1300ポイント、マルチコアが3700ポイント以上となっています。
Xperia 1 IVのベンチマークスコアについては先日、平均では前モデルのXperia 1 IIIにすら劣る、とお伝えしたばかり。
この時のXperia 1 IVのベンチマークスコア平均はマルチコアで‘3100程度だったので、これと比べると3700ポイントというスコアがいかに高スコアであるかが分かると思います。
なお、Xperia 1 IVのGeekbenchでのこれまでのスコアを見た限り、マルチコアで3600ポイント台は散見されましたが、3700ポイント台というのはおそらく初めて。
たまたま出た高スコアだとしても、最新アップデートの影響である可能性は十分にありそうです。
また、今回ほどの高スコアではありませんが、Reddit上でもヨーロッパ版で最新アップデート後にベンチマークスコアが向上した、という報告が見られます。
ちなみに、発熱問題を抱えていると言われているXperia 1 IVですが、Geekbenchでのベンチマークスコアは元々SD8 Gen1搭載機の中では平均的で、他機種と比べても特に発熱問題がベンチマーク性能に影響を与えている、という部分は見られませんでした。
また、今回のスコア、特にマルチコアのスコアに関しては他のSD8Gen1搭載機と比較してもかなり高めです。
国内キャリア版向けにも次回のアップデートで同様の変更が施されると思いますが、なかなか楽しみなアップデートとなりそうです。
ソース:Weibo
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