
Xiaomiが展開する最新OS、HyperOS 3のアップデート配信が、対象デバイスの約99%に到達したと報じられました。UI刷新やシステム最適化を含む大規模アップデートとして注目されてきたHyperOS 3ですが、ほとんどの対象機種で配信が完了する中、いくつかの端末ではまだOTAアップデートが提供されていない状況です。
特に注目されているのが、人気モデルのXiaomi 13Tと、比較的新しいRedmi Note 15 Pro 4Gの2機種です。
新機能「Hyper Island」が大きな特徴
HyperOS 3の目玉機能のひとつが「Hyper Island」です。これはフロントカメラ周辺のパンチホール部分を活用した新しいインターフェースで、通知やアプリの動作状況を視覚的に表示する機能です。
音楽再生、ボイスレコーディング、タイマーなどのバックグラウンド処理をアニメーション付きで表示でき、状況に応じてUIが拡張・縮小する仕組みになっています。これにより通知パネルを頻繁に開かなくても情報を確認でき、マルチタスク操作の利便性が向上するとされています。
Xiaomi 13Tだけ更新が遅れている理由
今回のアップデート配信でユーザーの間で疑問視されているのが、Xiaomi 13Tの更新の遅れです。
上位モデルのXiaomi 13T ProはすでにHyperOS 3の正式配信が始まっており、さらに旧モデルのXiaomi 12T Proでもアップデートが提供されています。そのため、比較的新しい13Tが取り残されている状況に戸惑いの声も出ています。
ただし現時点では、ハードウェア性能やチップセットによる制限が原因ではないとされています。主な理由は開発スケジュールの問題で、Xiaomi 13T向けの最適化作業が他機種より遅れて開始されたことが影響しているとみられています。
さらに現在のところ、公式サーバー上にはリリース直前のビルドもまだ用意されていない状況とされています。
残る端末のアップデート状況
現時点での主な対象機種の状況は次の通りです。
Redmi Note 15 4G / Redmi Note 15 Pro 4G
今週中の配信が見込まれており、予定ビルドはOS3.0.1.0.WPFMIXMとされています。
Xiaomi 13T
配信時期は未定。現時点で公開ビルドやリリース候補版は確認されていません。
Xiaomi 13T Pro / Xiaomi 12T Pro
すでに配信済みで、多くの地域でアップデートが展開されています。
HyperOS 3がもたらすシステム改善
HyperOS 3ではUIの刷新だけでなく、システムレベルの最適化も多数行われています。ファームウェアの軽量化やアプリの起動速度改善などが図られ、全体的なレスポンスが向上しているとされています。
今回、対象機種の約99%までアップデートが行き渡ったことは、同社のソフトウェア開発体制が大きく改善されたことを示す例ともいえるでしょう。以前はAndroid端末特有のアップデート断片化が課題とされていましたが、HyperOSではその問題の改善も進んでいるとみられます。
残る1%の端末への配信が完了すれば、HyperOS 3はほぼすべての対象機種に行き渡ることになります。特にRedmi Note 15シリーズのアップデートは近日中に配信される可能性が高く、残るXiaomi 13Tの動向にも引き続き注目が集まりそうです。

