端末の発熱と、それによる機能制限・障害が広範囲で報告されているXperia 1 IV。
しかし、今回、中国版のXperia 1 IVに対して新たなファームウェアアップデートが提供され、これについて有名リーカーのZackbucks氏が興味深い投稿をしていました。
同氏曰く、「新ファームウェアがもたらした新しい温度制御アルゴリズムにより、確かに体感温度は大きく改善された」とのこと。
また、一緒に室温11℃、25℃、そしてバッテリー温度36度の環境でAntutuベンチマークも測定。その画像を掲載しています。
いずれも左がXperia 1 IVのもの。
確かに、高温状態でのベンチマークスコアはよくネット上で見かけるものよりもかなり良いような気もします。
ただ、これはXperia 1 IIIとXperia 1 IVとの比較なので、これらの画像からアプデ前後で発熱問題がどの程度改善しているのか、という点のを見ることはできません。
ちなみに中国版Xperia 1 IVに対して発売後にソフトウエアアップデートが提供されるのは今回で2度目で、Zackbucks氏は前回6月末のアップデート、64.0.F.7.62でも熱制御アルゴリズムの向上について言及しています。
つまり、同氏からの情報が正しければソニーは少なくとも中国版向けのXperia 1 IVには2回連続で熱制御関連のアップデートを提供している、ということに。
なお、国内キャリア版のXperia 1 IVにも発売後に6月分セキュリティーパッチを含むアップデートが1度来ていますが、こちらは公になっている改善内容は望遠カメラのピント問題の修正のみで、発熱対策については言及されていません。
なお、中国版向けの1回目アプデと今回の2回目アプデの間隔はわずか2週間程度となっており、ソニーがこれほど短い間隔でアップデートを連続リリースするのはかなりレア。
やはり、それだけ同モデルの発熱がらみの問題解消は緊急性が高い、ということなのでしょうか。
ソース:Weibo
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