Windows 11の3月更新で不具合報告、クラッシュやフリーズが発生との声

Windows 11向けに配信された2026年3月の累積アップデートをめぐり、一部ユーザーからシステムの不安定化を指摘する報告が出ています。アップデート適用後にクラッシュやフリーズが発生したという声が、公式コミュニティやフォーラムなどで見られるようになっています。

問題の報告は、更新プログラムの配信開始から数日以内に増え始めたとされ、環境によっては通常の作業が困難になるケースもあるようです。

問題が指摘されているのは3月の累積アップデート

今回の報告に関係しているとみられるのは、2026年3月10日に配信された累積更新プログラムのKB5079473です。

この更新はWindows 11のバージョン24H2および25H2向けに提供されており、適用後のビルド番号はそれぞれ26100.8037と26200.8037になります。

アップデートの内容自体は主にセキュリティ対策が中心で、次のような改善が含まれているとされています。

  • Secure Boot証明書処理の更新
  • ファイルエクスプローラー検索の信頼性改善
  • WDAC COM許可リストに関する変更

公式説明では大きな機能追加ではなく、安定性やセキュリティを高めるための更新とされています。

クラッシュやフリーズなどの報告

しかしアップデート配信後、ユーザーコミュニティではさまざまな不具合の報告が見られるようになりました。

報告されている症状の例としては次のようなものがあります。

  • システムが突然クラッシュする
  • 画面が完全にフリーズする
  • 数十分おきにPCが再起動する
  • アプリが起動しなくなる

中にはアップデート後にPCが3回クラッシュし、強制再起動を余儀なくされ未保存の作業内容が失われたという投稿も見られます。

また、一部のユーザーはブルースクリーンエラーとしてATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORYというメッセージを確認したと報告しています。

アプリやハードウェアとの相性問題の可能性

さらに、アプリケーションの動作にも影響が出ているという報告があります。

例えば、Microsoft OfficeやMicrosoft Outlookが起動しないというケースや、コマンドプロンプトが反応しない、Print Screenショートカットが動作しないといった症状が挙げられています。エラーコードとして0x800704b3が表示されたという例も報告されています。

ハードウェアとの相性を疑う声もあり、Samsung Galaxy Bookの一部モデルではストレージにアクセスできなくなるケースが報告されています。また、Dell Precisionシリーズではグラフィック関連の不具合やGPUアクセラレーションを利用するアプリのクラッシュが発生したとの声もあります。

現時点では個別のユーザー報告が中心であり、すべての環境で問題が発生しているわけではありませんが、特定のハードウェア構成との互換性問題が起きている可能性も指摘されています。

問題が発生した場合の対処

もし今回の更新後に不具合が発生した場合、当面の対処としては次の方法が考えられます。

  • Windows Updateの更新を一時停止する
  • 設定画面から該当アップデートをアンインストールする
  • フィードバックHubから不具合を報告する

ユーザーからの報告が増えれば、Microsoftが原因調査を進め、修正アップデートを配信する可能性もあります。

現時点では大規模な不具合と断定されているわけではありませんが、アップデート直後にトラブルが発生した場合は、更新プログラムが影響している可能性も考えられます。今後、Microsoftから追加情報や修正パッチが提供されるかどうかに注目が集まりそうです。

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