現時点で国内で展開されているSnapdragon 695搭載モデルは以下の6機種:
- Oppo Reno7 A
- Redmi Note 11 Pro 5G
- moto g52j 5G
- Xperia 10 IV
- AQUOS sense6s
- AQUOS wish2
今後さらに増えそうな気配もありますが、とりあえずこの6機種だけでも迷うには十分な数といった感じ。
そんなわけで今回はこのSD695搭載の国内6モデルのベンチマークスコア比較をしてみたいと思います。
以下はGeekbench 5.1で、それぞれの機種の測定結果、最新50回分の平均値をだしたもの。
シングルコア (平均) | マルチコア (平均) | |
Oppo Reno7 A | 674 | 1939 |
Redmi Note 11 Pro 5G | 680 | 1887 |
moto g52j 5G | 660 | 1851 |
Xperia 10 IV | 618 | 1769 |
AQUOS sense6s | 663 | 1821 |
AQUOS wish2 | 608 | 1455 |
シングルコアではOppo Reno7 A、Redmi Note 11 Pro 5G、moto g52j 5Gが僅差で拮抗しているという感じですが、マルチコアで平均1900ポイント以上を出しているのはOppo Reno7 Aのみ。
そういった意味で、Oppo Reno7 Aは他のSD695搭載モデルと比べてベンチマーク上での性能では頭一つ抜きに出ている、と言えそうです。
とはいっても大きな差があるわけではなく、見方によってはOppo、Redmi、motoの中華3モデル勢は比較的近い性能、とも言えそうです。
一方、今回のベンチマークスコアで下位3モデルとなったのはいずれも国内勢モデル(AQUOSも一応「国内勢」としておきます)。
AQUOS wish2のベンチマークスコアがSD695搭載機としては異常に低い、というのは以前もお伝えしましたが、こう比較するとXperia 10 IVも決してスコアが高い方ではなく、トップのOppo Reno7 Aと比べると1割近い性能差があるのが分かります。
ベンチマークスコアは必ずしも実使用での体感スピードなどを表すものではないので、これだけで性能を判断するべきではないと思いますが、少なくともベンチマーク上でのパフォーマンスという点では同じSD695搭載機でも結構大きな差があるようですね。
データ参照:Geekbench
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