ソニーがXperia 1 IVの発熱問題に「怪答」「手が放熱器の役目をする」?

ソニーの新型フラッグシップXperia、Xperia 1 IVで多くの報告が上がっている発熱およびそれによる機能制限などの「副作用」問題。

香港版などでは最新のファームウェア・アップデートで幾分症状が改善したとも言われていますが、まだ完治とは程遠いといった感じです。

そんな中、このXperia 1 IVの発熱問題についてソニーに問い合わせをしたユーザーが、ソニー側からの回答を得たようです。

Thank you for your recent email.
Following our conversation regarding your Sony XPERIA 1 IV, please be informed, that after further investigation in your case, the applications used to measure temperature can be accurate but the temperature of an electronic device is not high at 50 degrees or even higher.
These temperatures are of components internally and not representative of a failure.
Furthermore, please note that hands are also serving as heat dissipator, therefore, it is advised to use an earset for long calls or using the phone for a long time.
Kindly note that the temperature measured is within specifications.
Should you have any further questions, please feel free to reply to this email.

メールをいただき、ありがとうございます。
先のSony XPERIA 1 IVに関する会話の後、お客様のケースについてさらに調査しました。
温度測定アプリからの温度は正確であるかもしれませんが、電子機器の温度が50度またはそれ以上になることは異常ではありません
この温度は内部部品の温度であり、故障を示すものではありません。
さらに、手は放熱器の役割も果たしているため、長時間の通話や携帯電話の使用にはイヤホンを使用することをお勧めしますことをご了承ください。
なお、測定された温度は仕様の範囲内です。
ご不明な点がございましたら、お気軽にこのメールにご返信ください。

まず、このユーザーがアプリを使って計測したXperia 1 IVの内部温度が50℃程度まで上昇する、という件については「異常ではない」とのこと。

端末の部位にもよりますが、過去にはこれ以上の温度を記録した機種も見たこともあるので、これについては確かにその通りではないかと思います。

が、首をかしげてしまうのはそのあとの「手は放熱器の役割も果たしている」という部分。

ユーザーとソニーとの以前のやり取りがどうだったのかは分かりませんが、素直に受け取ると、「手が端末の放熱を手伝ってくれるから、熱くても我慢して使ってね」と言っているように聞こえます。

というか、手が放熱器の役目を担ってくれて、十分な放熱ができていれば、そもそも一連の発熱問題自体、大きな問題となっていないような・・・

また、「長時間の通話や使用にはイヤフォンを使用すると良い」とのことですが、これについてはさらに意味不明。
端末を耳に当てるよりも、イヤフォンを使い、端末を手で持ったの方が排熱効果が高い、ということでしょうか?謎です・・・

どれくらいまでの発熱が「正常」でどれくらいからが「異常」なのか、というのは一般ユーザーが判断できるものではないと思います。

が、その発熱でカメラがまともに使えない、通常使用でもリフレッシュレート制限がすぐにかかってしまう、というのややはり明らかな発熱の弊害。これについてはソニーには真摯に対応をして欲しいところです。

ソース:Reddit

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コメント

  1. xkyf より:

    手も熱を放つから、長時間電話するときに熱いと思うなら、机においてイヤホン使ってくれという意味かな?
    スマホとしてどうなんだそれ

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