7月8日にドコモ、au、ソフトバンクから一斉リリースされることが確定し、同時に価格も判明。
事前に発表されていたドコモ版もかなり強気な価格設定でしたが、au版やソフトバンク版はそれをさらに超える価格に。
ドコモ:64,152円
au:69,985円
ソフトバンク:74,880円
特にau版に関しては、ドコモより高くなるというのは全く予想していなかった方も多いのではないでしょうか(私もですが)。
一方、前モデルから大幅に価格がアップした機種、といえばフラッグシップのXperia 1 IVも同じ。
しかし、このXperia 10 IVの価格上昇率はそのXperia 1 IV以上、という事が反召しました。
Xperia 1 IIIとXperia 1 IVの価格比較・変化率
Xperia 1 III | Xperia 1 IV | 価格変化率 | |
ドコモ | ¥154,440 | ¥190,872 | 23.59% |
au | ¥178,000 | ¥192,930 | 8.39% |
ソフトバンク | ¥188,640 | ¥199,440 | 5.73% |
今回のXperia 1 IVの価格は3キャリアの価格差が比較的小さく、その結果、上昇幅は前モデルが一番安かったドコモ版が一番大きくなっており、約24%。
これでも十分な価格アップなのですが、Xperia 10 IVをみると…
Xperia 10 IIIとXperia 10 IVの価格比較・変化率
Xperia 10 III | Xperia 10 IV | 価格変化率 | |
ドコモ | ¥51,480 | ¥64,152 | 24.62% |
au | ¥53,985 | ¥69,985 | 29.64% |
ソフトバンク (Y!mobile) | ¥54,000* | ¥74,880 | 38.67% |
ドコモ版の価格をみてスゴイ価格アップ!と思っていたらトンデモナイ。
ドコモ版Xperia 10 IVは他の2キャリアと比べると前モデルとの価格差比率は最小で約25%。
au版は約30%、そしてなんとソフトバンク版では40%近い価格上昇となっています。
つまり、いずれのキャリアでもXperia 10 III→Xperia 10 IVの価格差比率はXperia 1 III→Xperia 1 IVよりも大きい、ということに。
うーん、どうしてこんなことになったのでしょう。
ユーザーが望むかは別として、例えばチップセットがSnapdragon 6シリーズから7シリーズへアップグレードされたり、メモリが8GB RAMに、ストレージが256GBにといった顕著なスペックが図られていればまだ納得も行きます。
が、今回のXperia 10 IVはXperia 10 IIIと比べてあくまで順当スペックアップ、といった感じで、本来ならば同じくらいの価格レンジに収まるはず。
SD8 Gen1搭載機でももっと安く買えるのに
価格なんて気にしない!Xperiaブランドなら高くても買う!という方もいるとは思いますが、そういった方はそもそもミッドレンジのXperiaには興味がないような気もします。
最新のSnapdragon 8 Gen1搭載のハイエンドモデル、例えばMotoroka Edge 30 ProがIIJmioでは5万円台~で買えてしまう現在、円安を考慮してもやはり異常なレベルの価格アップではないでしょうか。
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