サムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。
国内でもドコモからはSO-51B、SO-52B、SO-53Bとして、auからはSOG09、SOG10、SOG11としてGalaxy S21、S21+、S21 Ultraの3モデルすべてがリリースされることが確実となっています。
一方、このSnapdragon 888搭載のS21シリーズですが、ベンチマークスコアを見ると同チップを搭載する他機種と比べて性能が劣る可能性がでてきました。
以下はSD888搭載版Galaxy S21シリーズのGeekbenchでのベンチマークスコア:
計測結果には結構バラつきがありますが、S21シリーズの場合、マルチコアのスコアは高くても3200ポイント台といった感じ。
一方、以下は中国のVivoが展開するSD888搭載機、vivo iQOO 7のベンチマークスコア:
こちらは3700ポイント以上を何回か計測しています。
そして以下はこれらよりも一足先にSD888搭載でリリースされたシャオミのフラッグシップ、Xiaomi Mi 11のスコア:
そして上の3モデルの期近25回分の計測結果を平均すると:
Galaxy S21 (シリーズ) | vivo iQOO 7 | Xiaomi Mi 11 | |
マルチコア平均 | 3005 | 3498 | 3351 |
ご覧のように、平均ではGalaxy S21シリーズのベンチマークスコアはvivo iQOO7およびXiaomi Mi 11よりも1割以上低い、ということになります。
そういえば、前モデルのGalaxy S20シリーズでもSD865搭載版はXperia 1 IIやXperia 5 IIと比べると大きくベンチマークスコアが落ちる、という症状が確認されていました。
ただ、今回のS21シリーズでは前モデルにも増して他機種とのスコア差が大きいという印象。
発熱などの対策のためにスロットリングがキックインしやすいといったチューニングがされているのでしょうか。
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