クアルコムが近々発表すると噂されているアッパーミドルレンジ向けチップセット、Snapdragon 7 Gen1。
チップセットの番号を一桁にした新たな命名規則となってからは初めてのSnapdragon 7/700番台プロセッサとなり、昨年のSnapdragon 780G/778Gの後継チップとして注目されています。
しかし今回、この最新のSnapdragon 7 Gen1の性能がかなり期待外れになる可能性がでてきました。
有名リーカー、Digital Chat Station氏が伝えたもので、これによるとSnapdraogn 7 Gen1のAntutuベンチマークにおけるベンチマークスコアはCPUおよびGPUのいずれのスコアも17万ポイントていどになる、とのこと。
一方、前世代のチップセットに相当するSnapdragon 778Gでもそれぞれ16万ポイントを出すので、SD7Gen1の性能進化はかなり小さめになる、ということに。
なお、同氏は今回、このチップのGeekbenchにおけるベンチマークスコアについても言及しており、シングルコアで712ポイント、マルチコアで2385ポイントとのこと。
これはおそらく先に発見されたみSnapdragon 7 Gen1搭載の未発表モデル、Oppo Reno 8のベンチマークスコアを参考にしたものだと思われます。
ちなみにSnapdragon 778G搭載モデルのGeekbenchスコアはシングルコアで700ポイント台後半、市マルチコアでも2000ポイント台後半が出ているので、この結果を見る限りではむしろSD7Gen1の方がスコアが低い、ということに。
なお、同チップの「ライバルチップ」とされるMediatekのDimensity 8000はAntutuのCPUスコアが19万前後、GPUスコアは31万前後となっており、「ライバルチップ」としては少々力不足といった感じになりそうです。
ソース:Weibo 、mysmartprice
コメント