
Samsungの次期フラッグシップ「Galaxy S27」シリーズに向け、同社が情報管理体制を一段と強化していると報じられています。例年、正式発表のかなり前から詳細なリークが相次ぐGalaxyシリーズですが、今回はその流れを食い止めるべく、新たな対策が講じられているようです。
フラッグシップは毎年“事前公開状態”に
Galaxyシリーズ、とりわけUltraモデルは、発表の半年以上前からスペックやデザインが断片的に明らかになるのが恒例となっています。実際、「Galaxy S26 Ultra」でもカメラ仕様をはじめとする多くの情報が早期に流出し、結果的にその多くが的中していました。
こうした状況の背景には、著名リーカーの存在だけでなく、サプライチェーンや社内文書の流出など複数の情報源があるとみられています。
社内チャットに「セキュアモード」導入か
韓国メディアの報道によれば、Samsungは社内コミュニケーションシステムに新たなセキュアチャットモードを導入したとのことです。関連会社も含めて利用されるこのモードでは、メッセージのコピーや転送、保存、スクリーンショットが制限されるとされています。
目的は、経営陣の内部メモや開発関連資料が匿名掲示板や外部プラットフォームに流出するのを防ぐことにあるようです。リーク情報の多くは、こうした内部文書を起点に拡散されるケースが少なくありません。
それでも完全防止は困難か
もっとも、こうした対策がどこまで効果を発揮するかは未知数です。すでに「Galaxy S27」シリーズに関する初期情報が出回り始めており、特にUltraモデルのカメラ強化に関する噂が浮上しています。
また、リークの発生源は必ずしも社内に限りません。部品サプライヤーや流通関係者から情報が漏れる可能性もありますし、たとえチャット上でスクリーンショットが禁止されても、別の端末で画面を撮影するなどの方法を完全に防ぐことは難しいのが実情です。
興味深いことに、今回のセキュアチャット導入自体がリーク情報として伝えられており、情報管理の難しさを象徴する形となっています。
今後数か月で「Galaxy S27」関連の情報がどの程度出てくるのかは、これらの新対策の効果を測る一つの指標となりそうです。発表イベント「Galaxy Unpacked 2027」まで、例年のような大量リークが続くのか、それとも状況が変わるのか注目されます。

