先日、auの春モデルとしてリリースされたシャープの最新ミッドレンジ、AQUOS sense6s SHG07。
AQUOS sense6のあぷグレード版という位置づけですが、外観的には全く同じ。
公式スペックをみても、唯一異なるのチップセット(SD695 vs SD690)のみで、あとは完全に同じ仕様といわれています。
しかし今回、このAQUOS sense6sとsense6とではスペック上には記載されていない微妙な違いがあることが明らかになりました。
以下はシャープ公式サイト上のAQUOS sense6のページからのもの。
そして以下はAQUOS sense6sのページからのもの。
ご覧のように、AQUOS sense6では対応なっているHDR表示がAQUOS sense6sには記述がなく、非対応となっています。
これ、おそらく最初に5ちゃんねるユーザーさんが発見したもので、Youtube上のレビューワーも項目がないことを確認しています。
また、Youtube上のレビュー動画でも設定項目自体が無くなっているのが確認されています。
AQUOS sense6sとsense6は搭載チップセット以外の仕様は全く同じで、ディスプレイを含め、その他のハードは全く同一のはず。
よって、このHDR対応、非対応はソフト的なものにより違いだと思われます。
ディスプレイのフラッシュ不具合対策?
ここから先は完全に私の推測ですが、このHDR非対応の理由について。
ご存知の方も多いとは思いますが、AQUOS sense6では画面にノイズが入ったりフラッシュするという不具合が多数報告されています。
HDRのディスプレイはSDRと比べてディスプレイの描画処理により高い負荷がかかると言われており、ノイズ・フラッシュ問題の原因がこれだったとしたら?
ひょっとしてAQUOS sense6sでは同じディスプレイハードウェアでもソフト的にHDR非対応とすることで、画像処理への負荷を減らし、ノイズ・フラッシュ問題への対策をした、という可能性もありそうです。
ミッドレンジモデルのユーザーでHDRが「必須」というユーザーはあまり多くないとは思いますが、一応は「違い」として知っておいた方が良さそうです。
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