
シャオミのサブブランドPOCOから、次期モデルとみられる「POCO X8 Pro Max」が近く発表される見込みです。POCO JapanもすでにX公式アカウント上で国内投入を示唆するティザーを公開しており、日本市場への登場はほぼ確実とみられています。
今回、このPOCO X8 Pro Maxと、すでに日本でも発売されている「POCO F8 Pro」のGeekbench 6ベンチマークスコアを比較してみると、CPUとGPUでそれぞれ異なる傾向があることが判明しました。
CPU性能はSnapdragon 8 EliteのF8 Proがわずかに優勢
Geekbench 6のCPUスコアを見ると、POCO F8 Proの方がやや高い結果が出ています。

POCO F8 Proのシングルコアスコアはおおむね2800~3000台前半、マルチコアスコアは8800~9700前後で推移しています。一方、POCO X8 Pro Maxのスコアはシングルコアで2500~2700台、マルチコアで7800~8600前後が中心となっています。
この結果から、CPU性能に関してはSnapdragon 8 Eliteを搭載するPOCO F8 Proの方が、やや高い処理性能を発揮していると考えられます。特にシングルコア性能では差が比較的分かりやすく、日常操作やアプリの起動などではF8 Proが有利になる可能性があります。
GPU性能はX8 Pro Maxがやや高く、スコアの安定性も高い
一方で、GPUベンチマークではやや異なる傾向が見られます。

OpenCLスコアを見ると、POCO X8 Pro Maxはおおむね20000前後のスコアを記録しており、ばらつきも比較的小さく安定しています。対してPOCO F8 Proは18000台後半が中心となっており、平均値ではX8 Pro Maxの方がやや高い結果となっています。
POCO X8 Pro MaxはMediaTekのDimensity 9500sとImmortalis-G925 GPUを搭載するとみられており、GPU性能やグラフィック処理では強みを発揮する可能性があります。ゲームやGPU負荷の高い処理では、X8 Pro Maxの方が安定したパフォーマンスを示す場面もありそうです。
両モデルの基本スペックを簡単に比較
両モデルの基本仕様を見ても、それぞれ異なる特徴があります。
POCO X8 Pro Maxは6.83インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、120Hzリフレッシュレートや最大3500ニトのピーク輝度に対応。チップセットには3nmプロセスのDimensity 9500sを採用するとみられます。バッテリー容量は8500mAhと非常に大きく、100Wの急速充電にも対応する見込みです。
一方のPOCO F8 Proは6.59インチAMOLEDディスプレイを搭載し、Snapdragon 8 Eliteを採用するハイエンドモデルです。トリプルカメラ構成を採用し、8K動画撮影にも対応。バッテリー容量は6210mAhで、こちらも100W急速充電に対応しています。
防水性能はどちらもIP68に対応していますが、X8 Pro MaxはさらにIP69Kの高圧水耐性にも対応するとされています。
CPUとGPUで個性が分かれる2モデル
今回のGeekbenchスコアを見る限り、POCO F8 ProはCPU性能に強みがあり、POCO X8 Pro MaxはGPU性能と安定性で優位に立つ可能性が見えてきました。
実際の製品版では最適化や冷却設計によってパフォーマンスが変わる可能性もありますが、少なくともベンチマーク上では両モデルのキャラクターがある程度分かれる形になっています。
POCO X8 Pro Maxはまだ正式発表前のモデルですが、日本投入が予告されていることもあり、正式発表時の価格や実機レビューにも注目が集まりそうです。

