SIMトレー完全排除への序章?Android 13では「デュアルeSIM」に対応の可能性

Googleの次期Android OS、Android 13。

すでにデベロッパー向けプレビュー2までリリースされており、開発ペースからすると例年より早めに正式版がリリースされそうな雰囲気です。

さて、そんなAndroid 13で新たに搭載される機能について興味深い情報がでてきました。

海外メディア、esperが伝えたもので、これによるとAndroid 13には「Multiple Enabled Profiles」 (MEP) と呼ばれる機能を通じて、1つのeSIMに2つのキャリアプロファイルを割り当て、簡単にネットワーク間を切り替えられる機能が搭載されているとのこと。

国内でもシングルSIMトレー搭載でeSIM対応のデュアルSIM対応モデルというのは複数存在しますが、今回の新機能が実装されれば、メーカーはSIMカードスロット全体を廃止し、余分なハードウェアのためのスペースを確保することができる可能性がでてきます。

これ、シングルSIMスロット仕様のキャリア版がマジョリティーを占めている国内ではあまりピンとこない機能ですが、SIMフリーでデュアルSIMが主流となっている海外の一部の国・地域では潜在的に大きな可能性を秘めていると思います。

もちろんeSIM自体の普及度にも左右されますが、これ自体が普及してこればmicroSDカードスロット廃止のようにSIMトレーなし機種、というのが一気に増える可能性もありそうですね。

また、すでにシングルSIMトレー+eSIM対応、という機種であれば「トリプルSIM運用」すらも可能になる可能性がありそうです。

ソース:esper、画像:GSMArena

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