ソニーモバイルの2022年プラミアムフラッグシップ、と言えばXperia 1 IV。
先日リークされた信頼性の高いレンダリング画像から、外観的には前モデルのXperia 1 IIIから際立った変化・進化はないことがほぼ確実となっていますが、その中身、つまりスペックについてはまだ不明・不確実なことだらけといった感じです。
また、搭載チップセットについても例年通りであればSnapdragon 8 Gen1が既定路線なのですが、今回のXperia 1 IVについてはこれ自体もまだ確実ではありません。
そんな中、同モデルに搭載されるチップセットについて興味深い追加情報がでてきました。
ソニーの名前を挙げるのを忘れている
投稿されている画像は少し前に掲載されていたこちらの記事からのスクリーンショットと思われ、同記事によるとクアルコムはTSCM製のSnapdragon 8 Gen1 Plusを5月の初めに他のチップセットともに発表する、とのこと。
そして、同チップの第一弾を採用するメーカーとしてLenovo、Motorola、OnePlus、Xiaomiの名前が挙がってますが、この中に「ソニーの名前がない」というのが今回の投稿で指摘されている点。
つまり、逆に言うとSnapdragon 8 Gen1 Plusを搭載してリリースされる第一弾機種の中にソニー製モデル、Xperiaも含まれている、ということに。
そしてもしこの情報が正しいとすると、時期的にそのモデルは新型フラッグシップ、Xperia 1 IV以外には考えられません。
Waipio=TSMC製のSnapdragon 8 Gen1 Plus?
先日、Esato上の信頼性の高いリーカーが次期Xperiaフラッグシップに搭載されるチップセットのコード名はSnapdragon 8 Gen1の「taro」ではなく「Waipio」になる、というリーク情報を提供していました。
この「Waipio」は昨年から度々名前を見かけますが、その正体についてはまだ確実な情報はなく、もちろんこれがSnapdragon 8 Gen1 Plusという確証もありません。
ただ、この情報からするとXperia 1 IVに搭載されるチップセットが純粋なSnapdragon 8 Gen1”ではない”という可能性は結構高そう。
なお、Xperiaへの搭載は別にして、Snapdragon 8 Gen1 Plusが5月初めに発表、という情報はかなり信ぴょう性があるように思えます。
一方、これまでの情報によるとXperia 1 IVの発表は5月が濃厚で、これまでのソニーの発表~発売までの比較的長いインターバルを考慮すると同モデルの発売は早くて6月、遅ければ7月頃になる可能性はかなり高いと思われます。
未発表の新型チップセットでも実際には正式発表よりも前にOEMには供給が開始されると言われているので、その点からすると次期XperiaがSnapdragon 8 Gen1 Plusを搭載するまでの時間は十分にあるような気がします。
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