Android12で不満の多い新アニメーション効果、オーバースクロール(ゼリースクロール)だけをなくす方法

Googleの既存最新OS、Android 12。

国内でもPixelだけでなくXperia 1 IIIやXperia 5 III、一部のXiaomi・Redmiモデル、AQUOS、そして複数のGalaxyモデルにも提供されており、かなり全体的にユーザーが増えてきたという印象です。

一方、ユーザー数の増加とともに大きく変更されたUIや仕様変更に対する不満の声も目立つようになってきており、ネット上を見ていると一番多いのがスクロール時の画面が伸びるような現象。(一部では「ゼリースクロール現象」とも呼ばれている模様)

これはAndroid 12で新搭載された「オーバースクロール効果」というもので、GoogleのDeveloperサイトの公式説明では「ドラッグイベントでは視覚要素がストレッチして元に戻り、フリングイベントではフリングして元に戻る」とのこと。

一方、この効果についてはPixelにAndroid 12が提供されたことから不評で、すでに同効果をオフにする方法も紹介されており、一般的には以下の方法が有名:

  • 「設定」アプリを開く
  • 「ユーザー補助」を選択→「テキストと表示」をタップ
  • アニメーションを無効化

ただ、この設定を行うと、端末上のすべての動作のアニメーションが無効になってしまい逆に使用感が不自然になってしまうという声もちらほら。

ただ、以下の方法ではアニメーション自体は全部オフにせず、このストレッチだけはなくすという事が可能です。

Android 12のストレッチ効果だけをオフにする方法

まずは[開発者向けオプション]を有効に:

  • [設定]→[端末情報]→[ソフトウェア情報]
  • [ビルド番号]を7回連打して[開発者向けオプション]を有効にする

開発者向けオプションが有効になったら:

  • [開発者向けオプション]が設定画面の最下部に追加される
  • [開発者向けオプション]→[Animator再生時間スケール]を→デフォルトの[アニメーションスケール1X]を[アニメーションオフ]に変更

他の一部の動作にも影響はでるようですが、それについては好みによるところも大きいという印象。

気に入らなければ元の1xに戻せばよいだけのことなので、とにかくこのAndroid 12のスクロールの「びよーん」と伸びるのが気になる、という方は一度お試しください。

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