ソニーモバイルの‘2021新型Xperia、と言えば昨晩レンダリング画像がリークされたXperia 1 IIの後継機となるであろうXperia 1 III。
一方そのスペックについては信憑性の高い「ヒント」などが徐々に増えてはいますが、まだ確実性の高いスペック情報などはほとんどない状態です。
そんな次期Xperiaですが、今回、このXperia 1 IIIの「可能性」がある謎の端末がブラウザベンチマーク測定サイト、HTML5TEST上で発見された模様です。
Xperia 1 IIIのブラウザ・ベンチマークが発見?
お馴染みのCaybule氏からのもので、「Xperia 1 III?」とのコメント共に投稿されているのが以下の画像。
HTML5TESTのベンチスコア結果ページ。
「Xperia」や「SONY」といった記述がありませんが、おそらく同氏がこれをXperia 1 IIIのものとした根拠はソニーのファームウェアアップデート用のサーバー上で見つかっている以下のOEM ID。
PM-1342というIDは確かに存在が確認されているもので、ベンチスコアが本物であれば新型Xperiaのものという可能性はかなり高いということになります。
SD888搭載Xperia 1 IIIのブラウジングは爆速?
しかも興味深いのはそのスコアで、639ポイントとなっておりはこれは異常ともいえる「速さ」。
一方、以下はHTML5TEST上で確認できるXperia1 IIもしくはXperia 5 IIのスコア。
ご覧のようにスコアは高くても520~530程度で、これは他機種でも同様で、600ポイント台というのは見当たりません。
ちなみにHTML5TESTは「機種」の性能ではなく基本的には「ブラウザ」の速度を計るためのもの。
よって、CPUやGPUのベンチマークスコアと違い、機種はもちろん、搭載チップによってもそれほど大きな違いは出ません。(最近の機種なら400台後半~500台前半と言った感じ)
一方、Xperia 1 IIIはSnapdragon 888を搭載されると予想されていますが、同チップを搭載したことが確認できる他機種のスコアは見つかっていません。
よって、このスコアはSD888搭載機としては異常ではないスコア、という可能性もあります。
ちなみに私は同サイトでの検索方法に疎いので、これが実在するものなのかは確認がとれていません。
よって、現時点はフェイクの可能性もありです。
また、もし実在するとしてもこれがXperia 1 IIIのものであると言う確証はないので、今回の情報の真偽は正式な型番とOEM IDの照会ができるようになるまでは不明です。
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